岸田首相、国交省の統計データ書き換え認める 「大変遺憾」
12/15(水) 10:33 朝日新聞
国の基幹統計である「建設工事受注動態統計」のデータを国土交通省が無断で書き換えていた問題で、岸田文雄首相は15日午前の衆院予算委員会で、報道内容を認めたうえで「大変遺憾なことであり、二度とこうしたことが起こらないよう再発防止に努めなければならない」と述べた。
斉藤鉄夫国交相も「大変遺憾であり、おわびを申し上げます」と陳謝した。
立憲民主党の階猛氏の質問に答えた。
首相は会計検査院からの指摘を受け、2020年1月から、数字の修正、改善をしたとの報告を受けていると説明。
再発防止に向け、「どういった形でそれをやるのか、やるべきなのか。至急検討し、そして対応したい」と語った。
階氏は書き換えの動機や関係者の責任などを明らかにするため、第三者委員会を立ち上げて調査や再発防止策の検討をするよう求めたが、首相は第三者委についての明確な回答を避けた。
階氏は「予算の信頼性にも関わってくる」と追及したが、首相は「昨年1月に改善した」ことを理由に2020年度、21年度の「GDP(国内総生産)の統計には直接影響はない」と主張。
補正予算案についての審議を進めるよう求めた。
朝日新聞社
統計のミス、有ってはならない事ですが、改ざんなどあれば、日本国民から、非難の声が、上がるだけでは無く、世界から、信用を失います。
特に、経済指標となる様な統計となれば、尚の事。
日本への海外投資が、減速する事となります。
大臣クラスが、統計に詳しく、うるさい人なら、ミスは、無くなるのでしょうが、疎く、軽視する人ばかりです。
労働統計の改ざん?でしたか?世界から、信用失墜しましたからね。
今も日本の統計は、疑われてます。