邦人をカブールから自衛隊機で隣国へ移送 アフガン人14人も



8/28(土) 10:59 Yahoo!ニュース 

毎日新聞




 政府は27日深夜、アフガニスタンからの退避を希望した少なくとも日本人1人を首都カブールの国際空港で自衛隊機に乗せ、隣国パキスタンへと移送したと発表した。



 関係者によると、ほかにも米国の要請で14人のアフガン人も退避させた。



 政府は派遣した自衛隊輸送機と政府専用機計4機をパキスタンで当面待機させ、退避活動を模索する。



 ただ、28日には、空港を警備する米軍が撤収作業を本格化させる見通しで、活動は厳しさを増しそうだ。



 共同通信によると、退避したのはカブール在住で、現地で事業を営みながら共同通信カブール通信員を務める安井浩美さん(57)=京都府出身。



 外務、防衛両省は少なくとも1人の邦人を退避させたと発表したが、外国人の退避については「任務継続中」を理由に回答を控えた。



 ただ、関係者によると、自衛隊機で14人のアフガン人を近隣国へ移送したという。



 自衛隊機派遣による日本政府の退避活動は5回目だが、初の外国人移送となる。



 外務省などによると、アフガンには即座の退避を希望しなかったごく少数の日本人のほか、大使館、国際協力機構(JICA)の現地スタッフら出国を希望する外国人も残っている。



 防衛省幹部は今後の退避活動について「月末の米軍撤退期限を念頭に、情勢を見極めつつ考えていく」としている。



【畠山嵩、飼手勇介】








撤退に失敗したアメリカ。などと言われてますが、それでも、既に、4万人を避難させた。との事です。韓国は、希望者390人全員の避難を完了した。との事です。それが出来たのは、全て、政府が、タリバンと話し合い、協力を取り付けていたからだそうです。


避難希望者は、移動手段は、タリバン側が、用意したバスだった様です。


残念ながら、コロナ対策等で、忙殺されている日本政府は、その話し合いを待つ時間が無かった様で、移動手段の確保出来なかったのが、結果です。本来の役割として、大使館が、邦人をまとめ、タリバン側に移動手段の確保を要請するのでしようが、その大使館員らが、英国の輸送機で、真っ先に逃げたとの報道をあるだけに、日本も避難に失敗した事は、事実です。