マイクロソフトとバイトダンス、TikTok買収交渉を保留-DJ
(ブルームバーグ):
米マイクロソフトと中国・バイトダンス(字節跳動)は、バイトダンスが運営する短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の買収に向けた交渉を保留した。
トランプ米大統領が7月31日に合意への反対を表明したことが背景にある。
事情に詳しい匿名の複数の関係者からの情報を引用し、ダウ・ジョーンズ(DJ)通信が伝えた。
DJによれば、トランプ氏の発言は、今後3年で最大1万人の雇用を米国で増やすことへの同意を含む追加の譲歩をティックトックに促したという。
マイクロソフトがティックトックの米国事業買収の可能性を探っていると事情に詳しい関係者が7月31日に明らかにした。
買収合意が成立すれば、マイクロソフトは人気の高いソーシャルメディアサービスを傘下に置く一方、バイトダンスへの米政府の圧力も和らぐと期待される。
原題:Microsoft, Bytedance Put TikTok Talks on Hold, Dow Jones Says(抜粋)
(c)2020 Bloomberg L.P.
買収決定の報道は、共同通信の勇足だった様です。
ただ、マイクロソフトが買収に動いていたのは、確かな様です。
雇用の保証は、なかなか、難しい問題です。
その時、どの様な状況になっているか?企業側には、読めないです。一応、アメリカでの事業拡大を念頭に1万人、雇用を増やす方向で、検討していた様ですが、必ず、雇い入れます。と、確約は、出来ないでしょう。
マイクロソフト側もそうした紐付きの案件だと、再考の余地有り。と、なるでしょう。
結論は、どうなるのか?確かな事は、中国企業で有る限り、アメリカでの事業継続は、難しい。と、言う事。これは、変わりません。