別の女らと共謀のうえ、営利目的で合成麻薬MDMA
を輸入したとして、神奈川県警薬物銃器対策課は27日、
麻薬取締法違反(営利目的共同輸入)の疑いで、茨城
県茨城町宮ケ崎の無職、遠藤美智被告(24)=覚せい
剤取締法違反の罪で起訴=を再逮捕した。
「MDMAとは知らずに受け取った」などと容疑を否認
している。
再逮捕容疑は住所不詳、マッサージ店経営の西野
玲容疑者(44)=麻薬取締法違反容疑で逮捕=ら数人
と共謀のうえ、1月10日、営利目的でオランダからMD
MA約9000錠(末端価格約3600万円)を航空小包に
隠し、輸入したとしている。
同課などによると、オランダから届いた国際郵便物2
個を横浜税関川崎外郵出張所の職員が検査し、中身
が書類だと記載された荷物の中からMDMAを発見。
中身を入れ替えて追跡捜査し、遠藤容疑者宅に
荷物が届けられたところを確認したため、麻薬特例法
違反容疑で現行犯逮捕し、尿検査で覚醒剤反応が
検出された。