http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/02/19/kiji/K20150219009833190.html

八王子スーパー射殺事件に新局面 
10年前死亡男性と指紋酷似


2015年2月19日 05:30 スポニチ



強盗殺人事件が起きたスーパー
Photo By 共同 




 東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」
で1995年7月、女子高校生ら3人が射殺された
事件で警視庁は18日、現場に残された粘着テープ
から約10年前に死亡した日本人男性と酷似した
指紋が採取されていたことを明らかにした。

 事件発生から約20年。実行犯につながる有力な
手掛かりになる可能性があるとみて、事件当時の
男性の生活実態などを含め慎重に捜査を進める。

 捜査関係者によると、被害者の女子高生が縛られ
ていた粘着テープに残っていた指紋は、警視庁が
開発した特殊な薬品を使って重なった粘着面を剥
がし、数年前に採取。

 データベースの情報で、この男性が浮上。

 八王子市に近い東京都の多摩地域居住で、約10
年前に病死したとみられる。

 指紋は浮き出た線状の隆起など12点が一致した
場合を「同一人物」としているが、指紋は完全な形
で残っていなかった。

 指紋は8点が一致。捜査幹部は
「同じとは言えないが(死亡した男性は)有力な
捜査対象の一人だ」と話している。

 事件は95年7月30日夜、スーパーの2階事務
所で、アルバイトの女子高校生ら3人が拳銃で頭や
顔を至近距離から撃たれ殺害された。

 現金約500万円が入った金庫の扉に弾痕があり、
こじ開けようとした跡があった。

 これまでには、実行犯を知っている可能性がある
とされたカナダ在住の中国人の男を日本に移送して
調べたが事件に結び付く情報は得られず。

 その後、男は帰国した。






8点の一致と言うのは、1億分の1の確率だそうで
す。

ほぼ、本人と言えます。

しかし、殺害の手口を見ると、日本人が行ったとは
思えません。

躊躇いもなく殺害するのは、外国人、特に中国人に
多い手口です。

実際、捜査の過程で浮かんだのは、中国人2名と、
日本人1名だった様です。

その1名が、指紋の人物だった様です。

残念な事ですね。死亡していては、真相を聞き出す
事は、できませんから。