http://www.sankei.com/economy/news/150207/ecn1502070022-n1.html

スマホ契約トラブル多発 
携帯業界、苦情事例のデーターベス化など防止策を強化


2015.2.7 20:59 産経新聞


 スマートフォンの契約についての苦情や相談が
絶えない携帯電話業界が、トラブル防止策の充実
に乗り出した。

 販売代理店大手が業界団体を初めて設立し、
顧客対応改善への取り組みに着手。NTTドコモ
とKDDIは、端末の契約前に電波のつながり
やすさを確認できる「お試しサービス」を始める。

 顧客獲得競争が激化する中、どこまで実効性が
上がるかが焦点だ。

「苦情を減らすために業界で統一的に取り組む
必要が出てきた」。

 全国携帯電話販売代理店協会の竹岡哲朗代表理
事(ティーガイア社長)は、1月14日に開いた
協会設立の記者会見で、こう決意を語った。

 国民生活センターによると、移動通信サービス
に関する平成25年度の苦情・相談件数は約2万
件に上り、その後も高水準で推移している。

「通信速度が違う」「解約できない」
「覚えのないオプション契約をしている」など、
スマホの性能や複雑なオプションを十分に理解
できないまま契約するケースが目立つという。

 こうした中、大手12社が設立した販売代理店
協会はまず、苦情・相談事例のデータベース化に
着手した。

 販売シェアで50%余りを占める各社の直営
1600店舗への苦情・相談の傾向を年齢層や
性別ごとに分析し、契約内容説明の向上につなげ
る。

 NTTの光サービス卸を活用したスマホのセッ
ト販売が増え、5月に他社の通信サービスを使え
ないよう制限する携帯の「SIMロック」解除が
義務化されれば、消費者への丁寧な説明がますま
す求められる。

 竹岡代表理事は
「協会加盟社をさらに募り、公正公平な販売環境
を実現していきたい」と意気込む。

 NTTドコモとKDDIも契約前に端末を貸し
出し、自宅や職場などで電波状況を確かめてもら
う「お試しサービス」を27年度に導入し、携帯
がつながりにくいといったトラブル解消を目指す。

 総務省はクーリングオフに相当する携帯の
「初期契約解除ルール」を28年度に導入する
方向で検討しているが、当面はトラブル減少に向
けた業界の自主的な取り組みを注視する。





苦情対策に取り組んで貰うのは、ユーザーとして
は、有り難い事ですね。

未だ、ガラケーユーザーの私ですが、いずれは、
スマホへ。と、考えてるだけに、苦情が無い環境
を目指してほしいものです。

気持ち良く使いたいですから。