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泣けるクリスマス バイク店に20年前の窃盗わびる手紙

2014年12月29日 05:30  スポニチ



バイク店「高石二輪」に届いた、約20年前の窃盗を
謝罪する手紙と現金
Photo By 共同 



 大阪府和泉市のバイク店「高石二輪」に、
約20年前のヘルメットなどの窃盗を謝罪する
手紙と現金3万円が届いていたことが28日、
分かった。

 届いたのはクリスマス。

 思わぬ“プレゼント”にオーナー夫妻は
「本人が事件を忘れていなかった気持ちがうれ
しい」と感激しきりだ。

 丸山皓司代表(70)によると、20年余り
前、当時、大阪府高石市にあった店舗では窃盗
事件が相次いだ。数百万円するバイクが5台盗
まれたこともあったという。

 25日に現金書留で届いた手紙には、
約20年前にヘルメットと中古タンクを盗んだ
という記述があり

「若気の好奇心で、計画的な盗み目的ではあり
ませんでした」

「本当に申し訳ありませんでした 強く反省し
ています」などと書かれていた。

 丸山さんは
「昔は悪いことをしても、今は立派な内容の
手紙を送れるぐらい社会的にも精神的にも安定
しているのだろう。世知辛い世の中で、こんな
ことができる気持ちを知ってもらいたい」
とハンカチで涙をぬぐった。

 妻の貴美子さん(66)は
「反対に、こっちがお礼したいぐらい」と笑顔。

 届いた現金3万円について、夫妻は
「送り主の気持ちを生かし、社会に貢献したい」
と社会福祉に役立つよう、寄付するという。





犯した犯罪を20年間忘れずにいた。と、言う事
は、良い事ですね。

その間、苦しんだ事でしょう。

本来、お金で済む話では有りませんが、苦しんだ
からこそ、お詫びをしなければ。と、言う気持ち
になったのでしょう。

すでに、時効も成立してる事ですから、姿を現し
て詫びるのが、本来でしょう。

しかし、さすがに、そこまでの勇気は、無かった
のでしょうね。

ともあれ、オーナー夫妻には、本当に嬉しいクリ
スマスと成りましたね。