こんにちは。


Moe Music Schoolです。


https://www.moe-piano.com/



発表会まで、あと3日⭐️!

スタジオで練習すると気分も変わる〜!!!




最近、自分の生き方についてよく考えています。


こんな事を書くと、批判されそうなのですが、書いちゃいます(笑)


私は高校は特待生で卒業し、大学を桐朋学園のピアノ科を卒業して、子どものための音楽教室講師となり、日本でトップクラスの英才教育をする教育機関で働いていました。そんな経歴を見て、私の所に集まって来る方がいらっしゃるのですが、ちょっと危険だなと思う事があるので書きます!




私は、大昔に習っていた先生から、いつも中学のテストの後に成績が出ると、順位や点数を知らせるように言われていました。


勉強もそこそこしていたので、10位以内には毎回入る成績でしたが、ド田舎の公立ですし、そんなものを誇っているわけではありません。


先生のお考えとしては、

【ピアノが上手い子は勉強もできる。

なんなら、ピアノが上手いだけじゃダメ】


【そういう人間に君はなるべきだ。】


【○○君は、ピアノも上手いが高校は○○に行っている!君もそこに行きなさい。】


と、言われてきました。



当時は純粋だった私。


【ほーーーー!そうか!!

じゃあ勉強もして、ピアノも頑張るぞー!!!!】


と、期待に応えるべく頑張ってきました。




その辺りから、

他人に対しても、自分に対しても、

認知の歪みが発生した気がします。



【頑張っていない人はダメ人間】

【何かが秀でていない人は努力不足】


今でこそ、色々な事に悩み、ピアノに向き合いながら葛藤し、子供を産んで育てて、自分の生きてきた子供時代の異様さに気がつき、こんな感じになっていますが、


やっぱり世の中には、まだまだこう言う考え方で、ピアノを利用している?方が一定数いる気がします。


学歴主義の方も同じ。(学歴はあって良いのですが、そこに執着すると危険)



ピアニストと名乗る方の中にも、やたらと難しい言葉を使って、「あなたにはクラシックは理解できないでしょ?」と言わんばかりに、ややこしくして、自分を守っている方がいます。いわゆる、マウントです。



私の大好きで尊敬する数人の師匠は、そう言うところが一切無いのに、実力はとんでも無くあるので、こんな小さな自分が恥ずかしくなります!



もちろん、今の自分がいるのは、あの時代があったからこそ。大学の友人は、少なくとも同じレベル、それ以上に我慢、苦労、努力、葛藤をしてきたと思います。



でも、そうやって苦労する事をデフォルトにさせられてきた人って、見ていて凄く窮屈。私は窮屈過ぎて、爆発しました💥



先日友人から聞きましたが、親御さんの中に、コンクールに入賞できないと苦情を言う方や、発表会での人様のマナーに厳しい方がいらっしゃったり、とにかく人様に厳しい方が一定数いらっしゃるのだそうです。



私は大人の期待に応えるのが得意だったので分かりますが、そういう親御さんのお子さんって、目は笑っていても心は○んでます。子どもは、電車の中間車両で、運ばれてるだけ。そして、保護者は物凄いスピードで走ってる先頭車両。



こうあるべき、に囚われて、そんな事にお子さんの大事な時間を使うのは辞めませんか?そんなへんてこりんな価値観、嫌なやつになるだけだ!!(昔の私!)



なんでも、楽しく長く続けているうちに、自然と、もっとやりたいな、面白いなって、勝手に伸びる。


それが健全な大人になるべくステップです。



また、ピアノを嫌いになるのは、親、先生、本人、色んなパターンがあります。


親御さんの中には、愛情から、自分が嫌いにさせちゃったかな?先生を変えたら良いかなと、凄く凄く気にされる方もいらっしゃいますが、得意不得意は必ずあります。


本人が元々好きじゃないとか、こつこつ練習が苦手だったという、簡単な理由も多いです(^ ^)



沢山の親子関係が上手くいっている生徒さんを長年見ていて、結論はこれ。


とにかく本人を見て、待っていれば、伸びる!焦るな!目の前の子ども次第!!😁✨


健全に育てば、そのうち勉強も自分でする。

元々人間は、学びたい生き物ですしね。



みんな好きな事して自由な生きよう!!


(って書いてたら、またお問い合わせ!)