こんにちは。
謙虚さについて考える年末…
この時期、お歳暮を生徒さんからいただく事が多いです(本当に生意気)
しかも、くださるのは、私より1回り2回りも上の人生の大先輩。責任ある立場、情熱を持って働かれている保護者の皆さん、生徒の皆さん。
その謙虚な姿勢、あぁ、尊敬。
お世話になっている方には、感謝の気持ちを伝える事の大切さ。人生の先輩方から、教えていただいています。
大学を出てから、桐朋では10年近く勤務しましたが、ほぼ1人でやってきたので、いつも謙虚に過ごしたいなぁと思う、今日この頃。
皆さん、いつもありがとうございます!!!
レッスンは年齢、職業、目的問わず、自分にできる事を全力でお伝えします
先生も親も、急がば回れ
最近、娘が毎日バイオリンを10分ほど頑張ってくれています。
バイオリンの音、大大大大好きなので、弾いてくれるだけで感動。癒しです弾いてくれて、ありがとうの気持ちになります
レッスンは信頼している友人バイオリニストにお願いしているのですが、学びばかり。
構え方、手首、弓の持ち方、立ち方、力加減。
色々なことを、すこーしずつ、正しく。
でも、
無理しないで、嫌いにならないように学んでいきます。
私は、バイオリンの弾き方は分からないのですが、音は分かります。
あーこうやって押さえればこの音が出るのか
と、ちょっと分かったつもりになった私。
次はこうしてみたら?
ここを押すとこうなるんだね。
なんて、軽々しく教えたつもりでいました。
そしたら、レッスンでのこと。
ここが出来てないと、その後がないんだよ。
だから、この練習をすこーしずつやろう
と、先生。
あちゃー
トンチンカンな親しちゃってたーーー
早く1曲弾いて欲しいなぁ〜とか、そこは全く急いでいないので、彼の1つずつ積み重ねていくレッスンに信頼を置いています。
それきりは余計なことを素人が言うのは辞めて、
何のために?どう言う練習をする必要があるのか?
しっかり聴くようにしました。
これってピアノも全く同じです。
私たち講師がお伝えしたこと以上のことを、やってきてしまうパターン。
ここだけ、この為に、練習をして下さい。
とお伝えしても、
毎日通して5回は弾いてきました!
ズコーーーーー
みたいな事、あります(笑)
むしろ、何も考えずに5回も弾かないでー!なんて言いたくなる時も
ただ、先生の伝え方も大切
ですから私は、低学年くらいまではレッスンに親御さんの付き添いをお願いしています。
ただ、付き添いが難しい方や、親御さんに見られることを嫌がるお子さんもいるので、それぞれに合わせて、楽譜への書き込みや、伝え方を工夫しています。
毎回新しい楽譜をコピーして来ていただいて、誰がどう見ても今週はここをやれば良いんだな。と分かるようにしたり。
昨日、講師の先生にもお伝えしましたが、
・毎日練習しよう
・何歳だから○回弾こう
・リズム練習しよう
ではなく、
■もっと重みを乗せる練習が必要。この二分音符を腕の力を乗せながら弾いてくる。
■指のエクササイズのために、鉛筆エレベーターを○回やってくる。
■このスタッカートの弾き方が、ベチャッとしているから、この部分だけレッスンで弾いたように出来るように練習。
こんな風に具体的に伝えないと、生徒さんと親御さんは、なんとか形にする事を目標に、1週間を過ごしちゃうよ〜と。
やっぱり初めが肝心。
趣味だから、サラッと弾けるようになったら、してあげたら満足。
そういう理由で適当にレッスンを受けたりしたりしてしまうと、弾いていくうちに、思うように弾けない事でストレスを感じ始めます。
そんな時に、ついてしまった悪癖を治すのって、音楽が大嫌いになるリスクがあります。
だから、初めが肝心。
先生が何を言っているのか、よく聴く事。
先生も勉強し続けて適当な事を絶対に教えない事。
大事です〜。