皆さん、おはようございます。
私の癒しである息子、もうすぐ2歳に!
男の子。育ててみると想像以上に可愛いですね笑
さて、発表会の練習を皆さん頑張っている頃かと思います。
せっかくの発表会なので、やってみたい曲を選んでくださっている生徒さんがほとんど!
やりたい曲がある事が、素敵です。それも年2回の発表会に皆さんチャレンジしているからこそです。
発表会に人気の曲はあるのですが、色々な生徒さんの演奏を聞いて、沢山の曲に巡り合って欲しい想いがあり、被らないように気をつけて選んでいます。
「あーこの曲知ってる!」
「次は○○が弾きたい!!」
発表会に出演する回数が多い生徒さんほど、自主的に曲を選べるようにも、なってきています。
自分が受け身で弾いてきた時間が長かったからこそ、軽い趣味であろうと、大好きで専門の道に進みたかろうと、自主性は大切にしたい私としては、何よりも嬉しい事です!!!
ただ自分で気に入って選んだとは言え、新しい曲の譜読みって、初めはちょっぴり?(人によっては、凄く!)大変ですよね。
今まで弾いたことのないテクニックや、音域だったり、テンポだったり、作曲家の生きた時代によっても、譜面の読み易さも全然違います。
ですから、いつも新曲は乗り越えなくてはならない壁が沢山あります。
練習しているうちに、
「えーやりたくない。だって難しいもん」
なかなか思うように弾けない事で、練習のモチベーションが下がったりしていませんか?
簡単に弾けるようにならないので面倒に感じたり、未就学〜低学年の子は泣きべそをかいたり。(うちの娘…)
親御さんの方は、だからこそ「毎日少しずつで良いからやらせなくちゃ!」と、1回で良いから弾いてみよう!とか、色々な工夫を凝らしてやってくださっていると思います。(私もその1人…)
ただ、毎日やっているにも関わらず、
「あれー?全然進歩しないなぁ。。。」
と伸び悩む時期、必ずあります。
そんな時に
《練習の回数が少ないからかな?なんとかして、もっと弾いてくれるように工夫しよう!!!》
と、考えるのはちょっと待ってください。
推して推して、前に進む事ばかりを考えるのではなく、思い切って、その曲に取り組むのをやめる日を数日作ってみる事もおすすめです。
※そもそも全然練習できてない状態で放置してくださいという意味では決してありません!(笑)
弾けていないと、焦ってしまい、とにかく弾く事だけが練習!と思い込みがちですが、多方面からの刺激があってこそ、成長していきます。
本人も、弾けない…難しい…いやだ…飽きた…そんな気持ちで弾いても、負のスパイラスにハマってしまいます。
同じ練習、同じアプローチ、同じ場所、同じ曲では上手くいかない事も、変化によってスッと上達できる事もあります。
是非、頭の片隅に置いていただけたらと思います
大切なのは音楽が好きな気持ち!!
そして20年後もピアノを弾いて楽しいなと思える気持ちです。
皆さん、一緒に頑張りましょ〜!