中野区中野1丁目 

Moe Music School   


楽しく、優しく、基礎を大切に。 

好きな曲が弾けるように一緒に楽しみましょう♪



https://www.moe-piano.com/



おはようございます。


今月は沢山の新しい生徒さんがいらっしゃって、とても賑やかなMoe Music Schoolです。


お花があるだけで、日々の生活の満足感上がります。

最近はお花屋さんで好きなお花を1種類決めて、似合う感じでその他の組み合わせや、長さの事も伺うようにしていますチューリップキラキラなんでもセンスの良い人に任せるのが近道ラブラブイエローハート




新しく始めた生徒さんも、経験者の生徒さんも、そして、長く続けている生徒さん達も、気持ち新たに一人一人大切にレッスンしていきますニコニコ



さて、小学6年生くらいまでの生徒さんの親御さんは、お子さんの日々の練習に、皆さん苦労されているのではないでしょうか?



ピアノだけではなく、お勉強はもちろんの事、日々の生活習慣など、毎日毎日繰り返す必要がある事は、親の根気、根気、根気が必要。



私もそれを日々痛感して、難しいなぁと悩み反省し、でも、前向きになるを繰り返している4歳女の子と1歳男の子の母親でもあります。




・自分が教えればきっと上手くいくはず。


・きっとこの子なら出来るようになる。




そういう期待の気持ちと、思い通りにはいかないもどかしさに葛藤しています。



なかなか一筋縄では上手くいかない親子での練習🎹

そりゃそうか、まだ4歳って私はピアノ始めてすらいなかったガーン





今まで、本当に沢山の生徒さんをレッスンしてきましたし、桐朋での音楽教室では1年に10〜15人のクラスを2〜3クラス担当してきました。


様々な年齢、生徒さん、そして保護者の皆さんを見させていただき、ピアノの個人レッスンだけでは、10年で出会うことのできない人数の指導に携わってきました。



ですが、ですが、、


たった1人です。なのに、

自分の子どもの毎日の練習は、全くの別物。ガーン



今までの指導の経験が、ほとんど活かせない!


ピアノをどう弾いて欲しいとか、楽しく取り組める練習のバリエーションは沢山あるけれど、それとは別に、メンタルをケアしながら同じことを何度も継続させるのは、本当に難しい!


子どもの方も、先生には見せない顔を親には見せてきます。



桐朋でも、どんなに優秀な先生でも、ご自身のお子さんを同じように音楽家に育てられた方って、すごく少数でした。


それくらい、親子で何かをするって大変アセアセ





そこで私。最近は思い切って、上手くやっていらっしゃる保護者の皆さんに聞いてみる事にしました。



お家でどうしていますか?って。



そうすると、どんなに普段私が見ている姿が平和そうな親子でも、同じように、泣いたり怒ったり、上手くいかなかったり、昨日はできたのに今日はできなかったりを繰り返している事が分かりました。



しかも、そこで大人が感情任せに怒りで抑えたり、もう良いやと手放さなさず。



「大切な我が子を良い方向に導いてみせる!」


という決意すら感じられる工夫の数々!!




わたし、親としての決意が無さすぎました。



大反省。




先生としては、少し分かってきたつもりでしたが、いやいや親としては皆さんの何倍も後ろにいる初心者。


これからも色々教えてください!!!




そこでね。

なぜ生徒さんには、感情的にならずに、でも、全力で、この子を楽しませたい!と、新しいアイデアを取り入れてレッスンできるんだろう?と考えてみました。



それは、自分の目的が、「○○ちゃんを上手くする」とか、「○○君が、この曲を弾けるようにする」とか、そうではなくて、


自分が教えるからには、絶対にピアノやピアノレッスンを好きになってもらうぞ!



これが、一番の目的だから何年も教える事にも飽きないんだなと。




ですが娘には、


自分の経験を活かせば、私よりは上手く弾けるようになるはずだ。だから、こうすべき。



ここを今まで無意識に目的にしていたんだと気がつきましたガーン



皆さんの中でも、自分が弾けなかったからとか、挫折したからピアノ好きになって欲しいと思っている親御さんは、同じ気持ち心のどこかにありませんか?





絶対に楽しくピアノを弾けるように導いてみせる。


こちらに切り替えたら、急に心が軽くなった感じがしました。





私たち先生ができることって、ほんのわずかなんだなって思う今日この頃。


だって週に1回、30分〜60分何か伝えるだけなんですから。


でも、親の言う10回の言葉は響かなくても、先生の1回の言葉は、すーっと入る。だから、やっぱり先生の言葉の1つ1つも大切。


先生のレッスンで、ピアノが大嫌いにも、大好きにもなる。


先生への感謝の気持ちと、親御さん達の日々のご苦労を労う気持ちと、両方分かるなぁーーーと考えた今日この頃キラキラ笑い泣きちょうちょ




皆さん、頑張りましょうー!