田植えを終えてからの大事な仕事がもうすぐ終わります。
となりの稲との間隔は30センチ。
もし何もしなければここに、びっしりと草が生えてきます。
過去に1枚の田んぼがあまりにも草が多くて、一年作付けを休み、
となりの稲との間隔は30センチ。
もし何もしなければここに、びっしりと草が生えてきます。
過去に1枚の田んぼがあまりにも草が多くて、一年作付けを休み、
代かきして水だけ張っておいたことがありました。
なんと。一面、大きくなった水草のコナギに覆われて。
なんと。一面、大きくなった水草のコナギに覆われて。
「これでは稲は育たなくなる」としみじみ思いました。
それ以来、生やしてから対処することよりも、いかに多くを生やさないかを意識しています。
この除草機を押すことは、草を取るだけではなくてもう一つの効果を生んでくれます。
水の中には稲を育てる応援団がたくさんいて、
その一つが土の表面に住んでいる土着菌。
種類によっては植物のように光合成をするものもいます。
昼間の太陽の光を得て、稲の栄養であるチッソを土に貯えてくれるのです。
貯まるのは表面の数ミリの土。
ここを機械の歯が奥に埋めていくことで稲の根に届きやすくなります。
健康にたくましく育つ姿を見ることができれば嬉しいものです。
そんなことを考えながら、
日中の暑さを避けて、6月の朝は田んぼの中を除草機を押して歩いていました。
除草剤を使った育て方が当たり前のような今の時代です。近くで他に押し歩く人の姿を見ることはありません。
でも、草を生やさないために使う農薬が、栄養を恵んでくれる土壌菌まで痛めてしまいます。
土壌菌が稲と共生して豊かな味と実りを与えてくれる。目指すのはそんな姿です。 .
それ以来、生やしてから対処することよりも、いかに多くを生やさないかを意識しています。
この除草機を押すことは、草を取るだけではなくてもう一つの効果を生んでくれます。
水の中には稲を育てる応援団がたくさんいて、
その一つが土の表面に住んでいる土着菌。
種類によっては植物のように光合成をするものもいます。
昼間の太陽の光を得て、稲の栄養であるチッソを土に貯えてくれるのです。
貯まるのは表面の数ミリの土。
ここを機械の歯が奥に埋めていくことで稲の根に届きやすくなります。
健康にたくましく育つ姿を見ることができれば嬉しいものです。
そんなことを考えながら、
日中の暑さを避けて、6月の朝は田んぼの中を除草機を押して歩いていました。
除草剤を使った育て方が当たり前のような今の時代です。近くで他に押し歩く人の姿を見ることはありません。
でも、草を生やさないために使う農薬が、栄養を恵んでくれる土壌菌まで痛めてしまいます。
土壌菌が稲と共生して豊かな味と実りを与えてくれる。目指すのはそんな姿です。 .