子供の頃、ごはんを駈け込んで食べていると「よく噛んで食べなさい」
と言われることがありました。
よく噛むことは健康につながると昔から言われていますね。
あまり真面目に考えたことは無かったんですが、
食べ物を育てる仕事をするようになり、
様々な体の事も意識するようになりました。
噛むと口の中で唾液が出ますね。
唾液は消化酵素。
ごはんを糖へ分解してくれます
よく噛んで、さらに食べ物が細かくなり、胃が消化しやすい状態になります。
普段は胃が消化するために動いているなんて感じないですが、
食後には胃腸の周りで、血液中の酸素が大量に消費されているそうです。
胃は消化するのに大きなエネルギーが必要なんですね。
噛むことで、消化を助けて胃腸に負担をかけない様にすることは、体にとって大事な事ですね。
でも、意識して数十回も噛むことを継続することは
なかなか習慣にすることは難しいです。
ましてお腹が空いていれば、ついつい早い食事になってしまいます。
お米は、良く噛むと口の中で甘味を感じます。
口の中では、デンプンが
唾液に含まれているアミラーゼという消化酵素によって、
ブトウ糖に分解される前の麦芽糖になります。
そのために甘さを感じるんですね。
お米を食べることで、
自然に、もっと噛みたいって、甘味や旨味を感じることができれば。
美味しいおかずやお味噌汁と合わせて。
すごく楽しい食事になりますね。
それが消化のためにもなって、一番身近な健康の秘訣かもしれません。
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