八ヶ岳の夏

一昨日、田んぼの土手の草刈りをしていて気づいてしまいました。
いつもはあまり足を運ばない奥の方から中を見ると、

稲の隙間から背の高くなった草が見えます。

「うわっ!?」


6月末からは、別の田んぼの発芽を注意していました。
そこは、昨年全面にビッシリ発芽してきたところ。
今年はそうならないように、除草間隔を短くして
集中的にフォローしていました。


草が稲と同じほど生えてしまうと、栄養を分け合うことになります。
それでは稲が育たたないので、チェーンを使って発芽直後に表面を擦ることで除草していました。

ところが、ここの田んぼは、それまでの除草の効果が出ていて
いつも見る方向から見る限り発芽していませんでした。


すっかり安心しきっていました。


田んぼは広いので、水温も異なります。
水の入口と奥の方では発芽タイミングも違っていたようです。




水草

左の矢じりのような形をした葉が”オモダカ”
なにかとても凜とした草で、草としては好きな形です。


稲の根もとに絡み付いているのが”コナギ”です。
昔、金魚鉢に入れた浮草のような葉っぱをしています。



懐かしがっている場合ではなくて、どうしよう。

ここまで大きくしてしまうと、困ります。
あと2週間もすると種をつけてしまいます。
特にコナギは一株で3000粒もの種を作るんです。
これが、来年発芽すると、。。。



よし!歩いて手でとろう。


これも経験として来年につなげることにします。

ここは標高が高いので昼間の日差しはとても強いです。
でも朝は20℃。
暑い昼間を避けて、昨日から早起きして田んぼに入っています。




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