9月中旬。十分食べれる大きさまで育ったネギを、
別の畑に植え替えました。


目的は、ネギに甘くなってもらうこと。


ネギにとっては植え替えられてまた根を伸ばさなければならない、新たなストレスですが、
これをばねにして甘味がさらにのってきます。



信州の先人の育て方は興味深いです。



こちらが植え替えたときの9月半ばの写真。


その時の記事はこちらです。松本一本ネギの香りと甘み





この畝は前作にメークインを育てました。

ジャガイモの育った畝の後にネギを植えると相性が良いようです。


目には見えない先住民の微生物がネギの根と共生してくれるんですね。



あと半月もすると、朝の氷点下がマイナス5℃、6℃になってきます。
そうなると土も凍って掘れなくなってしまいます。


今のうちがちょうど掘り頃。






根がしっかり張っていてなかなか抜けません。

斜めに植え替えられても、懸命に根を伸ばして、体を曲げながら起き上がって生き抜いています。



こんな時に肥料を与えない自然栽培の野菜のたくましさを感じます。



さっそく晩ごはんに味噌汁でいただきました。


とろっと甘い風味。今年も待っていた味です。



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