昨日は最後の田んぼの稲刈り。あともう少しで終了です。



このところ1週間天気に助けられたのではかどりました。
この後は、乾いた稲からいよいよ脱穀(収穫)していきます。


改めて農業は天気次第のスケジュールだなーと思います。


田んぼには色んな生き物が住んでいます。

水を切った時や、稲を刈った時にそれぞれ引越しが始まります。


コオイムシやゲンゴロウなどの昆虫は土の中に潜って冬に備えます。

あれほどいたクモたちはどこにいくでしょうか。




一度クモが空を飛んでいくのを見たことがあります。


自ら糸を空中に吐きながら風に乗って移動している姿が、
飛んでいるように見えたのですが、びっくりしました。




写真のアマガエルたち。
春にここでオタマジャクシだった彼らも、1年間稲を守ってくれたと思います。


稲に飛んでくる虫の中にはお米の養分を吸ってしまい、
吸った跡が黒く変色してしまうこともあります。


大発生させないためには、カエルやクモ、トンボたちの力が必要です。


農薬に頼らないお米づくりは、手間も十分かかりますが、
生き物を増やし、その彼らの力を借りることができます。


人間だけでお米をつくっているわけではないなーって
ところがおもしろさです。



こぼし農園の”こぼし”の意味は、田んぼを守ってくれている小人。
コロボックルです。