群馬のチベット、旧六合村の野反湖でキスゲを見て歩きました。
今年は猛暑の影響で咲きが早いみたいで、行ってみたらちょうどよいタイミング。
今年は他のキスゲの名所も咲きっぷりがイイみたいです。
湖畔のキスゲは見たことあったので、奥のカモシカ平や湖畔西側の山を周回。暑かったけど大高山まで行って折り返しました。
虫がブンブンわずらわしくて、途中でオニヤンマくんを装着。でもほとんど効果はなし。ただ、アブには効きそうな感じ。カモシカ平でハッカ油のにおいを漂わせて歩いている人たちも居たけど、ほとんど効いていない様子だった。あのコバエたちはブヨなのか?捕まえたわけではないのでわからなかった。刺されなかったのでブヨではない気もする。
帰りはせっかくなので、草津へ寄って湯に浸かってから帰宅。
7/9
湖畔北側のバンガロー、キャンプ場に車を置いて歩き始める。
脇にはさっそくキスゲが咲く。
このあたりはノゾリキスゲと呼ばれるけどニッコウキスゲとどう違うのか?
たんに野反湖で咲くから…なんて気もする。
同じ黄色つながりでニガナ。
大きなヤグルマソウの葉。ウィダーとの比較で。
涸れていた宮次郎清水のところには、オオバミゾホウズキ。
虫が周りを飛ぶようになったので試してみる。
オニヤンマくん。
確かにアブは来なくなった!
森の目玉の親父、ギンリョウソウ。
木々を抜けると日差しで暑い。でも展望は得られる。
振り返ると遠くに苗場山。奥が苗場山、その右手前が佐武流山。
三壁山。
後でエビ山から眺めたとき、確かに「三壁」だなと思ったけど、由来はどうなんだろう?
ツマトリソウ。奥のマイズルソウは終盤。
左奥が高沢山。右の背後には横手山が見える。
カモシカ平への分岐。
カラマツソウ。花が一個だけだと繊細で上品に見える。
前方にカモシカ平。
ヒマワリと同じで、黄色い花は青い空が良く似合う。
ここではニッコウキスゲと書かれている。
たぶん同じなんでしょうね…。
カモシカ平のキスゲは帰りに見るとして、大高山へ向かう。
カモシカ平は広々としていて開放感あり。
カモシカ平から先、大高山までの区間は根こそぎの倒木が多い。
大高山。
カモシカ平から先は虫がすごかった。防虫ネット持ってくれば良かったと…。
オニヤンマくんは、もはや飾り。
ガスが出てきて遠くがモヤっている。
大高山の山頂から草津方面。
カモシカ平へ戻ってきた。
キスゲ咲くカモシカ平。
ここは自然のままなので湖畔に比べればまばら。
帰りは高沢山を経由してエビ山へ。
六合村の山並みと草津の温泉街方面を眺める。
エビ山。群馬百名山だったのね。
この日歩いた山々がすべて見える。左奥にカモシカ平も。
ハクサンフウロ。
正面に八間山を見ながら湖畔へと下りる。
青い野反湖が見えてくる。
ナエバキスミレ。
この日は黄色い花が多いなぁ~。
湖畔ではこれからトリカブトとかヤナギランなんかが咲きます。
キャンプ場内へ下りてきて、湖へ流れ込むニシブタ沢の橋を渡る。
静かな湖畔に釣り人も多い。
車に戻って、帰りがけに休憩舎のある野反峠でキスゲを見て行く。
帰りは草津へ寄ってお風呂に入って。
湯畑。
手前の木枠は、徳川将軍へ献上するお湯を汲んだ場所。
桶に入れて担いで江戸まで運んだのだから、せっかくのお湯が鮮度落ちちゃうよね…
湯畑周りでお土産を買い、大滝の湯に入って帰宅。
湯畑のところの頼朝(←お土産屋さんの名前)で持ち帰り用の10個入りの温泉卵買ったらすごく美味しかった!次も買おう…。
あと、湯畑のところの焼き鳥屋さんも美味しいですよ。
オニヤンマくんを連れ立って歩いたものの、虫よけにはならなかった。アブのようにしつこく追ってくるようなちょっと頭の良い虫には効きそうな感じがした。N数が少ないので他でも試さないとなんとも言えない。
キスゲはまだそんなに咲いてないだろうと思って行ったけど、今年は暑い日が続いて早く咲いてくれたみたいで。今年はキスゲの当たり年らしく、他でも見たい気もする。
野反湖の西側の山を歩くと、浅間が見えて、白根が見えて、草津の街が見えて…草津節の
「忘れしゃんすな 草津の道を 南浅間に こりゃー西白根よ~チョイナーチョイナー」
のフレーズが流れて、草津温泉へ寄りたくなるんです。
以前、湯畑の周りの宿に泊まった時に、女将さんに「チョイナ」とはどういう意味か聞いたら、「ちょっと、ちょっと」みたいな意味ではないかと言っていた。でも、詳しいことはわからないと言う。
諸説あるみたいです。