これも1月最後の歩き。
下仁田、南牧境界の山、小沢岳の西尾根を歩きました。
小沢岳は去年の暑い時期にも歩いて、その時は七久保から椚峠を経て歩いたので、今回はもっと長いバリエーションにしました。
歩いて見て思いのほか疲れたな…という印象。夏の暑いときは歩けないな~という感想。
朝一で南牧村の秘宝探しに行って、その後に小沢岳へ登りました。
まずは、小沢岳。
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南牧村磐戸。向こうに見える尾根がこの日取り付いた西尾根末端。

南牧村活性化センターに車を置いて出発。
登り始めて林道から活性化センターを見る。

木々の間から見える鹿岳(かなだけ)が迫力あるです。ほんとに鹿の角みたいで。

しばらく林道で高度を稼いでから西尾根へ乗る。
西尾根のアンテナ跡。

植林あり、岩場あり。岩場は直登したり、巻き道が付いていたり。

奥に見える小沢岳まで遠いな…と言うのが最初の印象。

途中、展望の良いところがいくつかあります。
これは南牧川の上流方面。

真ん中のふたつコブが碧岩、大岩。そこから左へ高いところがククリ岩。別名、栗小立。
途中で尾根の左右から林道や作業道がいくつも上がってくる。
ラクしようと思えばそれらを使って西尾根へ入れそうです。

杉木立の中で、大藤の幹がぶった切ってありました。
年輪の入り方が普通の木と違っておもしろい。

こちらは四ツ又山や鹿岳、トヤ山方面。

この岩壁は登れないので、右側から回り込んで泥ルンゼ状の付近から上がります。

小沢岳がだいぶ近づく。左に見えるのは稲含山。稲含山は農耕神、雨乞いの山でもある。

岩混じりの痩せ尾根を歩く。

この辺りで間近に見る小沢岳山頂直下の岩壁は迫力がありました。
この大岩の縁を歩いて行くと、椚峠からの登山道へ合流。

山頂手前で眺めた桧沢岳。

桧沢岳のギザギザの北西尾根は、この西尾根よりも歩くのが難しいです。
5ヶ月ぶり山頂の大日さま。

この日も柔らかい表情。背後の山ノ神の石宮がかわいい。
山頂からこの日歩いてきた西尾根を見下ろす。

思っていたより麓から距離がありました。
一番背後に、雪の浅間山から鼻曲山、浅間隠山への稜線が見える。

前回は小雨とガスで展望ゼロ。山頂でごはんを食べて景色を充分に眺めてから下山。
帰りは安全な椚峠へ下りました。
椚峠の馬頭観音もやさしい表情でほっこりする。

椚峠から椚集落への昔の峠道はもう消失している。
椚沢をたどって下りていく。

途中、沢沿いの石宮。

昭和13年9月17日、木炭組合の人たちが祀った石宮。
堰堤を越えるころになると流れがしっかりしてくる。

滝があるわけでもなく、流れも穏やかなので道がなくても沢の中を歩いて椚まで出られます。
最後の堰堤で沈砂池のある水道施設から林道。林道細萱線で集落へ。

椚集落の中のバス停。一週間に一本だから車がないと大変です。

集落内に石切り場と石材屋さんがあります。

上州椚石切唄発祥の地。ここの石は財務省の玄関に使われているそうです。
石の産地だけあって、集落の石造物が素晴らしい。
庚申塔。

舗装路を歩いて南牧村活性化センターへ戻ってきました。

西尾根はけっこうタフなコースで距離もあるし疲れました。
朝の元気なうちに秘宝探索しておいて良かった…。
朝、小沢岳の前に見に行ったのは、大日向の南牧川左岸の尾根にある石仏です。
西上州の石仏バイブル、松尾翔さんの「西上州山村の石仏たち」に紹介されていて、そのうち見に行こうと思ってました。
途中、お宮の中にあった古びた神輿には「御嶽」の文字があり、木曾御嶽山の王滝口を開いた普寛行者像もあったので、御嶽山信仰の石仏たち。
登路は消失し、短いけど藪山歩きです。
御嶽神像。

光背の彩色もわずかに残っていて神々しい品のある姿。
ここは何と言っても摩利支天像。今から150年以上前の慶応のもの。

摩利支天は猪に乗るものとされています。
摩利支天は西上州では岩峰の頂上に文字碑で置かれる例が多いです。

素晴らしい神像や摩利支天に会えて充実の南牧村歩きでした。
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