緊急事態宣言が解除されつつあるので、調子に乗って山を歩いてます。ニヤリ
と言っても、歩く以外どこへも寄らず直行直帰です。
 
コロナ騒ぎの中、むしろ残業が増えてストレスで歩いてます。むかっ
 
 
 
 
5/24 高原山
 
高原山は北に塩原温泉、西に川治や鬼怒川温泉のある栃木県の山。
北側の塩原新湯温泉に小さな噴気孔がまだ残っているので、いちおう火山の扱いです。
日光と那須の挟み撃ちにあって、全国的知名度はイマイチ。
ちなみに高原山と言うのは、釈迦ヶ岳、鶏頂山、前黒山、‥などの山塊の総称。
 
高原山は毎年、この時期に一回は歩いてます。
ツツジがきれいなところなんですが、今年はここも不作でした;
 

釈迦ヶ岳開拓と呼ばれる牧場側から入る。
釈迦ヶ岳林道のサイン。
 
イヌブナ林の道。
 
咲き残りのアカヤシオ。
 
途中からはガスってしまい展望はほとんどなし。

西平岳、中岳を経由して釈迦ヶ岳へ上がる道で行きましたが、このルート最大の見せ場は、谷向こうの鶏頂山の眺め!川治側へ流れる尾根が優美で、山頂から南面に傾れる崩落筋が勇壮な山。
 
ヒメイチゲ。
 
山頂は雲海の上でした。

 
ちょっとだけ鶏頂山が見えた。
 
帰りは前山と言う尾根を経由する別ルートで。
 
ガスの中でひときわ目立つミツバツツジ。
 
水の中に見える花びらみたいなものは、クロサンショウウオの卵。
 
ガスが取り巻いて静かな山中。

この池にもサンショウウオの卵がたくさん。
 
この日のお土産は鹿の角。

サンショウウオの池で拾いました。
 
イヌブナが立派!
 
シロヤシオがたくさん咲く山なんですけど、今年は例年になく咲いていなかった。
朽ちたイヌブナの大木とシロヤシオ。
 

余談
以前から気になっていたんですが、高原山には肥えた巨大な鹿が多いです。
牛のような大きな鹿を何度も見かけます。隣の日光足尾方面の鹿は痩せてます(特に足尾は…)。個体数が少なく、高原山は自然豊かで食べ物が豊富なのか?近くに牧場がたくさんあるので牧草をこっそり食べているとか?
もののけ姫に出てきそうな立派な鹿がいます。
 
 
 
 
 
 

5/30 リベンジ白砂山

白砂山は群馬、長野、新潟県境の山。
もう四半世紀くらい昔に、夜のNHKニュースで「皇太子さま(天皇陛下)が白砂山へ登られました」という映像を見た記憶があり、なんとなく気になっていた山でした。
体力に余裕のあったガンになる前に2回行ったんですが、いずれも雨で登れず。
病後の去年3回目行ったんですが、蒸し暑さと腎機能、体力的に限界で途中で引き返し。
 
長年、登れない白砂山に決着をつけてきました。
涼しければなんとかなるかもと、白砂山に決めたのは当日朝。
この日はとにかくピークハント。
 

朝の爽やか~な野反湖。
関越道渋川伊香保インターから70km以上。ここへ来るだけで疲れます;
 
前回はこの堂岩山の少し先、八間山分岐のところでギブアップ。
 
木々の間から1年ぶりの白砂山。
 
奥に秋山郷の秘峰、佐武流山(さぶる)の眺め。

佐武流山の後ろにちょこっとだけテーブルマウンテンの苗場山見えてます。
 
なんとか行けました。これでひとつ宿題が解決。

後ろに佐武流山、左遠くに小さく鳥甲山(とりかぶと)。
 
白砂川源流部の新緑がきれいでした。
 
ミネザクラ咲く向こうに白砂山。
 
ミネザクラ(タカネザクラ)。
 
アズマシャクナゲはまだつぼみ。
 
ナエバキスミレ。
 
イワナシ。
 
コミヤマカタバミ。

まわりの葉はマイズルソウ。マイズルソウの花はもう少し先。
 
堂岩山から八間山へ向かう尾根道のシラネアオイ。
 
ちょっとがんばって八間山周りで帰りました。
 
志賀高原側の岩菅山から烏帽子岳方面の山体が見える。
志賀高原方面はグレーの雲で雷の音がゴロゴロ。
 
八間山。
 
ショウジョウバカマ。
 
ミツバオウレン。
 
湖畔へ下りるとムラサキヤシオがちょうど見頃でした。
 
 
せっかく野反湖まで来たのだから隣の草津温泉寄りたかった温泉
温泉に入ったりしたいけど、県外者なのでもうしばらく我慢。

 
涼しかったのでなんとか歩ききれました。
残雪で体を冷やしたりできたので、時期が良かったです。
両神山とか岩山系で今後の目標あったんですが、足腰の安定がイマイチで、疲れると余計不安定になって危ないので、目標変えました。
 
「利根水源の大水上山」
 
もちろん一番短ルートの十字峡から。
それでもロングコースなので、白砂くらいは歩けないとムリなところ。
涼しい秋口目標です。
それまでCT引っかからないでほしいなぁ~。おねがい