Takes and Mistakes Kate Elwood 著 NHKPublishing 2004年
「新基礎英語3」で連載した「ケイトの日米比較」から12のトピックを選んで本にしたそうです。
一つ一つのトピックが短くて読みやすい。
本の帯に「洋書デビューにこの一冊」と書いてあるのですが、英語の勉強してる感がなく読めて、内容に笑ってしまう。
以前、厚切りジェイソンがお笑いネタで、「Why Japanese People?」と叫んでいたけれど、そういう日本人の気づかない日本語や日本の習慣の矛盾を指摘するところが似ていて面白い。
例えば、「猫に小判」という言葉があり、猫は小判の価値がわからないはずなのに、どうして「招き猫」があるの?
とか、日本には「犬猿の仲」という言葉があるのに、どうして桃太郎は犬と猿を一緒に連れて行くの?
キジがpiecekeeper (調停者)なの?
とか、「青葉、青竹、青虫」は本当は緑なのにどうして青というの?
などなど、ネイティブの日本人の私が、何も疑問に思わず素通りしていたところを指摘する。
確かにそうだよねえ。
本とは関係ありませんが、昨日、道で見かけたピンク色の花、きれいだった。
相変わらず花の名前がわからない。