2021年に見たい映画を忘れないために書きました。

 

①『どん底作家の人生に幸あれ!』(イギリス/アメリカ)

原題 The Personal History of David Copperfield

監督、脚本、プロデューサー:アーマンド・イアヌッチ

デイヴィッド・コパフィールド:デヴ・バテル

スティアフォース:アナイリン・バーナード

ペコディ:デイジー・メイ・クーパー

 

何この邦題!!

この邦題を見ただけでは、原作がディケンズのDavid Copperfield(1849-1850)だとは誰も思わないけど、それでいいってことだよね?

それくらい、振り切ったDavid Copperfieldなのかしら。

もともと、ディケンズの作品は、笑いが多く入っているけれど、よりコメディ色の強い作品なのかな。

楽しみ過ぎる。

 

②『燃えよ剣』

監督・脚本:原田眞人
土方歳三:岡田准一、お雪:柴咲コウ、近藤勇:鈴木亮平、沖田総司:山田涼介、芹澤鴨:伊藤英明
 
最初、土方が岡田くんと聞いた時。ん?イメージが違うと思った。
私が、初めてドラマで見た土方は、古谷一行さんで、めちゃめちゃ渋いイメージがあったから。
でも、岡田くんのことだから、違ったかっこ良い土方を演じてくれそう。期待。
鈴木亮平さんが演じる武骨な近藤は安心して見ることができそう。
そして、芹澤鴨は、誰が演じるのだろう?と恐る恐る見たら、伊藤英明さんだった。
近藤たちと対立する極悪非道な芹澤鴨になるのか、人間味のある芹澤鴨になるのか、もう本当に楽しみ。
 
そもそも司馬遼太郎の小説『燃えよ剣』は、私が歴史が好きになった原点。
中学生の時、ドラマ『新選組始末記』(1977年、近藤:平幹二朗、土方:古谷一行、沖田:草刈正雄)が好きで見ていたら、父に、『燃えよ剣』の文庫本を渡された。
それまでは、沖田総司が一番かっこよいと思っていたが、『燃えよ剣』では、土方歳三が主役で、冷徹な性格でありながら、同志や女性に優しかったりする土方が描かれていて、一気に土方ファンになった。
そして、そこから、司馬遼太郎と日本史が、好きになっていく私。
 
それから、前にも書いたかも知れないけれど、私は何故か、幕末というか、1800年代の中~後半の時代が好き。先日、映画で見た五代友厚もそうだし、チャールズ・ディケンズやエリザベス・ギャスケルも1800年代。
これから変化していくぞという空気感が好きなのか。
いいなと思うとこの時代。
 
ところで、数年ぶりに障子を張り替えました。
ちょっと斜めの皺が出てるけど、、、。
できれば、このまま2,3年持たせたい。
では、みなさま良いお年を絵馬門松