COVID-19によって、みんな、それぞれいろいろ我慢することがあるよね。

大学は、遠隔授業になり、一年生の次男は、クラスメイトと会ったことがないし(Zoomでは会ってるけどね)、サークルも参加できない。四年生の長男は、実習ができないし、学生時代最後の長期休みに卒業旅行にも行けそうにない(今のところ)。

 

でも、私に、一番ささるのは、母親たちの年代(80代)の「つまらないな」という言葉。

非常事態宣言が解除されても、ワクチンができていないから、若い人のように出かけたりできない。「年寄りは、危ないから外に出るなと言われているから」と。それもいつまで我慢すればいいかわからない。

 

大学生の子どもたちには、リモート飲み会もあるし、アマゾンプライムもあるし、私も「この機会に本をたくさん読みなさい」とか気軽に言える。でも、母親たちの年代は、リモート飲み会もアマゾンプライムも難しいし、今は大丈夫だけど1~2年後は、元気で歩いて友達と会えるかわからない。「本でも読めば」と言っても「本をたくさんよむと目が疲れちゃうのよね」と。そうだよね。

 

両親を送り、夫を送り、子どもたちが巣立ち、やっと自分の自由になる時間を持てたのに、元気でお友達とゆっくり話せる貴重な時間が奪われるていくのはいやだよね。やっぱり。生きているんだから、贅沢言うなと言われたら、そりゃそうなんだけど。

最近、80代の「つまらない」をよく聞き、共感したので、COVIDー19の記録として書いてみました。