『ミドル・クラス─英国にみる知的階級宣言』 川上源太郎著 中公新書 2000年

第1話 ミドル・クラスの国へ

第2話 人生衣装と結婚

第3話 威風堂々の階級論争

第4話 文化資本と教育

第5話 生の不安

第6話 ミドル・クラスの由来

第7話 「わざとらしさ」

第8話 称号社会、隊列社会

第9話 ミドル・クラスの故郷

第10話 理想の読書階級

 

英国のミドル・クラスを、マシュー・アーノルド、ジェームズ・ミル、トーマス・カーライル、マーガレット・サッチャー、ジョン・メイジャーなどの言葉を引用しながら解説。とても読みやすい。

「ミドル・クラスは、自分の『位置確認』と自分の『生き方の探求』という二つの作業から死ぬまで解放されない。」(P.199)

『位置確認』と『生き方の探求』の作業か。だから多くの人が階級にこだわり、階級を研究するのかな。

大学の図書館から借りている本の1冊ですが、春休みに借りているうちに、立ち入り禁止になって、返却できなくなりました。

ずっと借りていてごめんなさい。

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そう、現在、どの大学も学生は立ち入り禁止。

我が家は、私を含め大学生3名がリモート授業、1名がリモートワーク。

それぞれが、被らないように座卓とパソコンを持って移動。

パソコンは、かろうじて4台あったけれど、座卓と延長コードを2つ購入。

座卓の前に座っていると、足腰が痛くなるので、座卓用の椅子を2つ購入しようか検討中(あちこちが痛いのは親だけで、若者は、全然平気らしい)。買ってすぐ、リモート授業がなくなるともったいないしなあ。大学の図書館も区内の図書館も開いていないため、本を買うので、出費が多いから迷う。

 

私の受けている授業は全てZoom。

Zoomの授業の欠点

・何度やっても繋がるまでドキドキする。

・先生が誰に向かって話しているのかわからないので、答えるのに勇気がいる。

・風呂を沸かす時間を間違うと「お風呂が沸きました。チャリラーン」という音声が入る。

・バーチャル背景を使っていて、自分の持っている本を紹介するために画面に向かって見せたら、本も背景と同化して見えなくなってしまい、バーチャル背景を切ることになるので、結局、写ってもよい場所にパソコンを配置しなくてはならない。

利点

・咳をしたくなったら、自分のマイクを切れば遠慮なく咳ができる。

 

あとで、振り返るためにメモしてみました。

写真は、草むしりが必要な庭。花が咲いていると草むしりをするのに罪悪感があるので・・・いえ、草むしりをしないための言い訳です。