監督:シェカール・カプール

エリザベス女王Ⅰ世:ケイト・ブランシェット

フランシス・ウォルシンガム:ジェフリー・ラッシュ

ウォルター・ローリー:クライヴ・オーウェン

べス・スロックモートン:アビー・コーニッシュ

(あらすじ)

女王に即位したエリザベスには、各国から縁談が持ち込まれるが、エリザべスはそれを上手く利用しながらも誰とも結婚しない。そんな時、彼女の前に新大陸を冒険してきたウォルター・ローリーという男が現れる。エリザエべスは、自分の知らない世界を知るウォルター・ローリーに魅かれるが、侍女のべスがウォルターの子供を身ごもる。折しも、ウォルシンガムが、元スコットランド女王メアリー・スチュアートがエリザベス暗殺を企てた証拠を掴む。メアリー・スチュアートの処刑という苦渋に満ちた決断をするエリザベス。そして、そのことが、スペイン無敵艦隊の襲来を招く。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<ウォルター・ローリー>1552~1618

イギリスの軍人、、海洋探検家、廷臣、文人。1578年~79年異父兄H.ギルバートの航海に参加。アイルランド政策を批判したことからエリザベスⅠ世の寵を得、84年ナイト爵に叙せられた。ぬかるみに高価なマントを広げて女王を通したという伝説は有名。84~85年北アメリカを探検してフロリダ北部を処女女王(バージン・クイーン)エリザベスにちなんでバージニアと名付け、植民を行ったが失敗。(『ブリタニカ国際大百科事典』より抜粋)

<爵位>

貴族の爵位として典型的なものは、イギリスに成立した

公 duke

侯 marquess

伯 earl

子 viscount

男 baron

準男 baronet

であるが、国によりその呼称や等級数はさまざまに異なる。

(『ブリタニカ国際大百科事典』より抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

エリザべスの恋する女性である場面、自ら馬に乗り戦いを鼓舞するする場面、蝋人形のように無表情な場面、ケイト・ブランシェットの、それぞれの演じ分けが迫力があって魅力的。衣装も、教会等も建物も迫力。そしてエリザベスが結婚しなかったのは、政治的な意味もあったが、父ヘンリー八世が結婚離婚を繰り返し、母を含め妻を処刑してきた経緯があったのだ、思わせる場面があり、やはりそうだよね、と再確認しました。

 

それにしても、やはり名前が分かりにくい。爵位で呼んだり、苗字、名前で呼んだり。

最後の方の場面で、病床にある男性にエリザベスが「フランシス」と呼びかける。フランシス?誰だっけ?フランシス・ベーコン?いやいやそんなことはないよね。と思い、ウォルシンガムの名前を確認したら、フランシスだった。そんなこんなで、ストーリーが途中で追えなくなってしまう。けれど、日本人が太閤秀吉=豊臣秀吉=木下藤吉郎を知っているのと同じように、イギリス人が当然知っていることなのでしょうね。

公、候、伯、子、男、準男の爵位の順番はわかったけれど、ナイトとは、何だ?

次回、調べようルンルン

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 今日の処分

子供ブレザー、私のスーツとブラウス。

子供たちが小学生の卒業式に着たたブレザー。子供たちの卒園式、小学校入学式に着た私のスーツ。→もう着られないニコニコ