夜のピクニック (新潮文庫)
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恩田 陸 / 著
あらすじ
貴子の通う高校の伝統行事は、全校生徒で24時間かけて80キロを歩くこと。
3年生の貴子は、これが最後の歩行祭。ひそかにある賭けをしていた。
80キロを歩きながら、異母兄弟の西脇融や友人との関わり、その中で渦巻く感情が描かれていく。
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人間ドックの待ち時間に読んだ本。
今までに、血みどろのサスペンスや、病気になる話を人間ドックに持ち込み、病院の中で読んで、めちゃくちゃ落ち込んだことがあったので、今回は、以前に友人にお薦めされていた本を慎重にチョイス、大正解だった
高校生の時、千葉の館山で遠泳をしたこと、山登りをしたことなどを思い出したり、親の立ち位置で考えたり。穏やかな物語なのに、読みながら、頭の中は、いろんな感情が思い浮かんだ。
「甲田さんって、最初から許している人だ」
「他人に対する優しさが、大人の優しさなんだよね。引き算の優しさというか」
と、忍(西脇の友人)に言わせるような、登場人物の描き方が好き。
「今を未来のためだけに使うべきじゃない」という言葉に、子供たちに将来を考えろーって言い過ぎてるかなあ、等と思った。
この作品、映画になりそうと思ったら、とっくになっていましたね。
甲田貴子→多部未華子、貴子の母親→南果歩、うんうんキャストいい感じ。そして、高見光一郎→柄本佑、おーすごいはまり役、見てみたい。
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今日、処分したもの、水6本。
非常用にストックしておいたペットボトル水。期限が2016年6月でした。やっちまった。
においをかいだら大丈夫そうだったので、洗濯の水に使いました。