どうせ死ぬのになぜ生きるのか (PHP新書)
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名越康文 著
今年度、大学の必修授業でキリスト教学を2コマ取り、キリスト教をほんのちょっと知ったので、バランスを取って(何のバランス?)、仏教のことも知ろうと、読んでみました。
精神科医の著者が、仏教を初めとする東洋思想を勉強したのは、「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」という問いを抱えたまま、医学生になった二十歳の頃。そして、「仏教は『こうすればいいよ』という実践の指針を持っている」からお勧めなのだそうです。
さらに実践とは行のことで「姿勢を整えて呼吸をする」だけでも心のモヤモヤが晴れ、ちょっとイラッとした時は、深呼吸をすると気持ちが切り替わるが、著者は「眼鏡を丁寧に拭く」という行をしているそうです。
私は、包丁を研ぐのが好きで、イライラすると包丁を3本くらいまとめて研ぐと心が落ち着きます。これも行なのかも。けれど、「怒っている時に、お母さんが包丁を研ぎ始めるのは怖い」と子供たちに言われたので、これからは、眼鏡を拭くことにしようかな。眼鏡一個では、私の怒りは収まるだろうか。拭くものをたくさん用意しなくては。アイロンがけも良いと書いてあります。
まだまだ仏教のこと、特に瞑想は、心にすとんと落ちてきません。読んだだけではわかりませんよね。それでも、京都や奈良のお寺に行き、仏像を見て心を落ち着かせたくたくなりました。本には近所のお寺に行けば良い、と書いてありますが、観光地のお寺でないと、私は入りずらい
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今日の断捨離。
次男の幼稚園の時のお弁当箱とバナナケース。
とてもクラシカルな幼稚園に通っていて、お弁当は電熱器で温めるので、お弁当箱はアルミ製のみOKでした。次男は一時バナナにはまっていてバナナケースに入れて持っていってました。