明けましておめでとうございます。

バレー部、翻訳教室、その他のみなさま、昨年はお世話になり、ありがとうございました(*^ー^)ノ♪

今年は、確認の上に確認!、忘れ物を減したいと思います(*^-^)b

ところで、新年第1日めから、なんと、我が家のパソコンが立ち上がりません(涙)

ので、スマホから投稿しています。うまくいくかな~。

昨年末から先程まで、読んでいた本がこちら。

『小さいおうち』著者 中島京子 文春ウェブ文庫

東京の赤い三角屋根の洋館に住む家族の風景を、昭和の初期~戦争が激しくなるまで女中だったタキさんが、回想していくストーリー。後半は、タキさんの甥の次男坊、健史くんが、タキさんの回想を確かめていく物語に変わる。

私は、昭和の初めって、もっと暗いイメージをもっていたのですが、戦争が激しくなるまでは、普通に映画やお芝居に行き、お洒落な服を着て、銀座のレストランに行っていていて、楽しいこともたくさんあった(もちろん、少しセレブな人たちですが)、という事実を初めて知りました。日本のこと、というか、昭和のことでも、知らないことって多い。

作者は、私と同年代なのですが、この時代の生活をまるで当時に生きていたかのように、描いているのが驚き。

台詞も、老若男女、田舎と都会、若奥様風、作家風、と、丁寧に書かれています。話の構成の仕方も好き。

読みやすいのに、得るものがたくさんあった本でした。


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