工房1227日目 さいたま市で研修会が開催されました | 研修企画工房すくすく日記

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全国社会福祉協議会で23年間勤務し、平成22年5月25日
「合同会社泉惠造研修企画工房」を設立しました。研修に対する“こだわり”と
“いつくしみ”を忘れずに、そしてお客様と共に悩み、共に創り、共に喜びを
分かち合える研修パートナーをめざして、毎日頑張っています。

本日、さいたま市社会福祉協議会様主催
「平成25年度福祉従事者研修」が開催されました。
 
本日、関東地方には台風が接近していた関係で
未明から雨がしとしと降っていました。
電車の遅延等を考え、かなり早めに出発。
北浦和駅に到着したのは午前7時30分頃でした。
 
電車が到着するなり、
通勤ラッシュの波が一気に改札に流れていきます。
私はその流れを見送り、この写真をパチリ。
そのあと改札を出ました。
 
駅前はすごい混雑、おまけに雨。
駅を出るのすら一苦労でした。
 
歩いて5分少々で、
本日の会場となる「浦和ふれあい館」に到着。
 
本日は、さいたま市内の福祉施設・事業所で
人材育成に携わっている方々16名が参加。
4人一組で4グループに分かれて
受講を開始しました。
 
まずは冒頭、自己紹介をしていただきました。
 
午前中の、さらにその前半では、
私から人材育成の今後の方向性等について
お話をさせていただきました。
 
皆さんそれぞれに、職場では管理職や
指導的職員クラスの方ばかり。
日頃の自職場の状況も思い浮かべながら
お話を聴いてくださっているようでした。
 
導入講義後は、このグループメンバーでの
ワークショップです。
午前中の後半から昼食を挟んで午後一番まで、
一つ目のワークとして、
インシデント・プロセスを実施いたしました。
 
各自が事前課題として持ち寄った事例をもとに
その背景や原因をさぐるワークショップです。
 
4人のメンバーのうち、いずれか1人の事例を
合意で選び、その事例に対して
皆様が色々なことを確認するインタビューします。
 
インタビュー後は、収集した情報をもとに
解決策を立案していきました。
 
午後の後半からは、もう一つのワークショップ。
育成面談ロールプレイに入りました。
 
2人一組になって、指導育成の対象となる
自組織の部下の指導計画を立案します。
 
その部下に対して行う育成面談の場面で、
どのように話し合いを展開していくかを、
練習します。
 
その後、4人一組にもどり、
互いのロールプレイを見てもらいながら、
相互評価を加えていくわけです。
 
ロールプレイは、日本語訳すると
役割演技法と呼ばれる研修技法のひとつです。
大切なのは、
パーフェクトな役割演技をするのではなく、
試行錯誤の中から様々な気づきを促すことに
重きが置かれています。
 
各グループとも、いろいろな気づきを
得られた様子でした。
 
研修会のこういった場面での経験を
ぜひご自身の職場でも応用活用して
お役立ていただければ幸いです。
 
午後4時、台風もどこかへ行ってしまい、
雨も止んで、青空が見えてきました。

本日ご参加いただいた皆様、
大変お疲れ様でした。
そしてご用命をいただいた
さいたま市社会福祉協議会様、
誠にありがとうございました!