プロのニッターになる為の訓練がスタートしています | 手芸歴40年の職人が手芸キットを完成品にしてお届けする制作代行 宮城・岩沼

手芸歴40年の職人が手芸キットを完成品にしてお届けする制作代行 宮城・岩沼

布糸遊(ふしゆう)工房こころいろでは、あなたの「欲しい!」「作って!」をカタチにするお手伝いをしています。
未完成のまま、おうちで眠っている編み物キットや材料を無くし、完成品にしてお手元へお返しする、制作代行サービスを行っています。

こんにちは、編み物制作代行・ニット雑貨クリエイターの阿部裕子です。

10月から編み物のプロになるための講座を受講しています。
 
 
「プロ」とは何か?
 
基準はまちまちかと思うんです。
 
私なりの「プロ」の認識ですが、「その道で努力しごはんを食べている人」のことだと思っています。
 
 
この仕事を10年以上続けてきて、「プロ」と言って仕事を受けてきたのは嘘ではない。
 
でも今までの「プロ」とは完成品を販売したり、レシピを見て作品に仕上げられる知識と技術がある、そういう意味でのプロでした。
 
 
現在受けているのはプロのニッターになる為の講習で、デパート等で販売できるクオリティに仕上げるための訓練です。
 
それは一般的な作り目から異なっていて、「実は私って不器用なんじゃない??」と落ち込むぐらい衝撃を受けるものでした。
 
 
まだ1点目しか手掛けていませんが、増やし目もまぁ一般的と言われているものとは少し異なります。
 
そういう方法があるというのは知っていましたが、ここでこれを使うんだという…。
 
皆さん驚かれるようですが、私も同じでした。
 
 
 
 
今編んでいる帽子です。
 
まずね、ゲージをもう何度も何度もやり直します。
 
先生からの花丸をもらうまで。
 
横と縦の長さが少しでも異なればやり直し。
 
製品になるのですから当然といえば当然ですね。
 
 
アイロンでごまかすのもダメ。
 
編地を上下左右に引っ張って、最後に手で整えて定規をあててみます。
 
これでサイズが合えばOK。
 
 
何十年と続けてきた「編みクセ」を直すところから始まった今回の講座。
 
過去に習ってきた事も間違いではないと思うけれど、一般的に「こうするといいよ」というような方法では通用しない。
 
楽しいばかりではなく、悩んだり苦しんだりしながら少しずつプロの技を学んでいます。
 
 
ちなみに全て「棒針編み」です。
 
講座が終わる頃には、その道のプロとしての技術を提供できるよう頑張っていきますね。
 
 
 
 
 
 
 
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