音と自然が優しく美しく、日々生きている事への幸せを感じる物語でした | 手芸歴40年の職人が手芸キットを完成品にしてお届けする制作代行 宮城・岩沼

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こんにちは、手芸家・ニットクリエイターの阿部裕子です。

 
 

「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」という映画を観てきました。

樹木希林さんが出演されているので、絶対に観たいと思っていたのです。

 

 

ネタバレになるので詳しい事は書きませんが、茶道教室での日々をつづったエッセイが映画化されたものです。

ドキドキしたりワクワクしたり、大きな事件が起きるわけではないけれど、

スクリーンの中で淡々と時代が過ぎ、流れるように季節が過ぎ、観た後に心が綺麗になる…そんな映画でした。

 

 

物語の中で私の人生での出来事とリンクするような事もあり、自分でも信じられないぐらい大粒の涙がポロポロと流れたのです。

 

そういう意味でも、心の中がスッキリとしたのかもしれません。

普段、ボロボロと泣く事なんて無いですからね。

 

 

こういう映画を観ると、手芸の世界との共通点を探してしまうのですが、

お茶と手芸で言えば、例え数ヶ月・数年編み針に触れなくても、体が手が覚えているということでしょうか。

それは同じだなぁと思ったりしながら観ていました。

 

 

どんな日も良い(好い)日。

雨の日も

雪の日も

悪い日なんてない。

 

雨の日は雨の音に耳を澄ませ、

寒い日は寒さを感じる。

 

そんな毎日の素晴らしさを気づかせてくれる映画でした。

私の中で何度も観たい映画のひとつになりましたよ。

 

 

樹木希林さんはスクリーンの中で生き生きと演じられてました。

演じてる…という感じとはちょっと異なるかな。

もうその人そのままという感じでした(そのお茶の先生は知りませんが、たぶんこういう方なんだろうなと)

樹木希林さんは映画の中でずっと生き続けていくのですね。

 

 

 

最後に今手掛けているものをちょっとだけ。

 

 

直径3センチほどのクリスマスツリーを刺繍しています。

小さくてカワイイの。

抜きキャンバスを使っているので、刺した後は白い部分を抜いてしまいます。

 

これが何になるのかは、ごめんなさいナイショなんです。

こちらもコンテスト用の作品になりますよ。

もう1点作る予定なので、またお見せしますね。

 

 

 
 
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