酒の席での失敗は

誰も気にしてないよ

とよく言われるが

自分には強烈に残るので

とにかく後悔と懺悔の日々だったが…

 

その後の人々の反応で

まあ、やはり気にしていたのは自分だけだったのだなということで

良かった

 

自意識過剰なのだろうなあ

誰も私のことなんか気にしてないよ

 

よくわからんノリで飲んでいたおかげで

他部署の人ともそれなりに顔見知りになり

仕事上で少し円滑になったのが

良かった

 

飲みニケーションという昭和の遺物がまだ生きている…のかどうかはわからんが

少なくとも私的には良い方に転んで良かった…

良く思わない人がいたかどうかは知る由もないし…

そこまで想像しても意味ないから

表面的な態度と言葉だけで判断すると

大失敗ではなかった

 

まあ、世代的に似たような人も多い中で

人間そんなには変わらんな

 

しかし自分が働いていた頃の超ブラックな感じはなくなって

本当に今は働きやすい…

 

私が新卒で働いていた頃、もう定年を迎えて久しい中学時代の先生に会ったことがあるが

その人はその時代にしてはかなり前衛的で

戦前生まれの人が行くのは、今とは全く重みが違う大学を出ていて

教師になり

色々葛藤を経て海外暮らしをして

その後英語教室の先生をしていたという経歴の人

 

先生の家にお邪魔して

色々話を聞いた時

「あなたたちの時代は恵まれている。昔は就職しても女の立場は悪く…」

という話をされて、そうかなと思ったものだ

 

今働いている人に対して私も同じような方向の気持ちを持つけれど

今働いている若い人たちは昔を経験したわけじゃないから

現状にも不満は色々あるだろうな

かつての私のように

 

いつの時代も

それなりに大変で

戦争とかは最悪だけど

経験していない世代からしたら

今向き合っている問題の方が自分にとっては優先事項なわけで

戦争の時代よりマシだから恵まれていることに感謝したほうがいい

となるのは違うのだろうな

 

昔を語りだすとものすごくうざいだろうね

 

私が若い頃

昔を語られてもピンとこなかったように

今の人たちもあまりピンとこない人が多いだろうと思う

 

こうやって時代は移り変わって世代も変わって入れ替わって

かつての話は歴史みたいに遠い世界のものになっちゃうのね~…

 

と、しんみり

 

でも

最近身体もガタが出てきて

不自由も出てきて

少しずつ思い通りにいかない自分の身体

見た目も衰えて

老いを受け入れるしかない状態で

いつまでも若い頃の話はできない

だんだん受け入れて

死ぬ準備できていくんだろうな

 

などと感傷的な休みの日の午前中…

 

死が怖かった中学時代

今も痛いのとか苦しいのは怖いけど

死ぬこと自体は

昔とはとらえ方が違う

 

安楽死のカプセル入ってボタン押せるかどうかは別の話だけど

 

だんだん死ぬ準備ができてくるのかもなあ

生き物っていうのは

もう抗えない本能で

自然に沿って生きるというのは

私にとって大事なことなので…

まあ、受け入れていくしかないね

老いていく自分を