さて、無事ランチも済ませ、「海」へと到着♪
キャストボードで、本日のキャストさんをチェック
ああ、よかった~
このボードを見るまでは、ホント落ち着きません。
岸さんのラウルに、笠松はるさんのクリスだ~☆ヤッターーー
私、笠松クリスを拝見するのは、開幕時以来なのです。
つまり、私にとっては、お初のクリスというわけなので、とても印象に残っているのです
心はずませながら、席に座りました。
今回は、初の下手席です。
上手は一度座ったことがあるのですが、下手は初めてです。
でも、とにかく今回はどんなに端っこでもいいから1階席に座りたかったんです。
キャストの皆様の歌声を、少しでも近くで感じたかったから・・・
「落札!」
オペラ座の怪人のはじまりです
プロローグ
亡霊たちと生身の人間が混在する妖しげな雰囲気のオークションの場面。
この場面は、モノクロ映画を観ているかのような錯覚を覚えます。
そして、岸さんいた~。
下手に車いすに乗って座っています。
動きもゆっくりと、まるで本当の老人のよう・・・
「オルゴール これだ あの人がいつも言っていた お前はこうして 亡き人の懐かしい歌を今もなお奏で続ける・・・」
ああ、本当に岸さんなんだ。 声ちょっと若いけど、かすれた感じが切なくていいわ・・・
これ以降、岸さんご登場の場面は、他の方は殆ど見ていない現象が発生します。。。
オーヴァチュア
この場面は、いつも感動して動悸が激しくなります。
ですが、これで当分の間オペラ座の怪人とさよならなのかな・・・と、華やかかりしオペラ座へと変貌を遂げてゆく舞台を眺めながら想いを巡らせていると、もう涙が出そうになってきて・・・
カルロッタが出てくるまで、天井で妖しく煌めくシャンデリアを涙目で見つめていました。
ハンニバル
千秋楽が間近になってカルロッタデビューを果たした吉田さんを拝見するのを楽しみにしていました。
噂にたがわぬ美貌と小悪魔的なワガママさが、なんとも魅力的な吉田カルロッタに惹きつけられました
イメージは、河村さんというよりは、種子島さんに近いような気が・・・?
私、種子島さんのカルロッタ、意地悪で大好きなんです♪
それにしても、まだデビューしたばかりとは思えない程、堂々とした歌姫姿に驚嘆しましたよ~
セリフも歌も発音がはっきりしていて、とても聴きやすかったです。
いや~それにしても、吉田さん凄いです
そして、このシーンでは凛々しいライオンの扮装をされている瀧山さんのお姿を堪能できます
お声も、よく響いて心地よいなあ~
永井ピアンジは、今回も絶好調
輝く高音を聴いていると、あのコンサートを思い出して胸が熱くなりました。
それにしても、あのほっそりとした素顔からは想像もできないくらい、盛ってますね~
ピアンジをされる時は、肉襦袢を着るのだそうです。
お顔も、ほっぺグルグルまっかっかですものね
素顔は、とってもイケメンでお優しそうな永井さんですよ。
私ね、踊り子さん達が出て来た時、最初どなたが笠松さんか分かりませんでした。
とってもお痩せになられて、頬はこけちゃってました。
でも、その分動きがとてもシャープになられて、決めポーズも素敵。。。
そして、これまたお初の平良フィルマンがやってきました
あのコンサートでお話しさせていただいた方々が、オペラ座の舞台に立っておられるというのは、何だかとても不思議な気分です。
本当に貴重な機会でした 瀧山さんに大感謝です
いよいよ笠松クリスの「スィンク・オブ・ミー」です♪
「どうぞ~思い出を この胸に~♪・・・・」
そうよそう、これを私は待っていたんだわ。
「・・・それが言えないんです。」のせりふといい、どうして笠松さんの声はこんなに透明感があって澄んでいるのでしょうか・・・
そんなクリスを、ラウルがボックス席から観ています。
最初は、横の人達と談笑していたのに、ひとたびクリスが歌い始めるとはっとした表情に変わり、慌ててオペラグラスでまじまじと見つめていました。
クリスだと確信を持った後、横の人達にめちゃくちゃ笑顔で話かけているラウルがとっても可愛い
嬉しくてしょうがない感じ♪ 一瞬、万次郎を思い出してしまいました。
いや~万次郎の夢は本当にいいお話しだったな~
・・・と、それはさておき、ボックス席のラウルを堪能した後は、楽屋のシーンです。
リトル・ロッテから、ザ・ミラー
私、この楽屋のシーンもとっても好きなんです。
「クリスティーヌ・ダーエ、君の赤いスカーフはどこへやった?」
「何のこと?」
「無くしてしまうはずはない。僕がぬれねずみになって取ってきてあげたんだもの、14歳の時。」
「私のスカーフのために海の中に飛び込んで下さった方、あなた、ラウルなのね!」
「クリスティーヌ!」
この二人のセリフのやりとりがとても好きなのですが、このシーンは、私の中では初々しく瑞々しい雰囲気が必須なのです
野太いクリスの声ではちょっと・・・
笠松さんの声は、とても綺麗なソプラノで、私の理想のクリス声なのです。
歌唱法も、すぐにビブラートをかけず、綺麗にぶれずに伸ばした後でゆっくりとビブラートをかけたり、曲によってはビブラートを短めに強めにかけたり、わざとかけなかったりなど、自由自在な歌唱でクリスの気持ちを歌声にのせて表現されています。
セリフも、本当に感情の込め方がお上手で、つい聴き入ってしまいます。
そして、岸さんの声も、もちろん大好きです
まだ、万次郎の歌声が脳内再生されていたので、最初はタキシードを着てお髭を生やした万次郎に見えてしまいました~
でも、どちらの役も、ひたむきに誠実に一生懸命に生きている方々なので、意外に共通点はあるのかもしれませんね。
甘い声の中に、男らしさを宿した素敵なお声・・・
そして、歌もセリフも、とっても聴き取りやすく、優しさが滲み出しています。
笠松さんとの声の相性もいいのではないかしら。
心地よいハーモニーが響いてきます
ドアを開けて、そっと振り返り「可愛いロッテ♪」
なんて優しい笑顔なの、岸さん!
この二人があまりにもお似合いなので、ますますファントムのお怒りモードが上がった感じがします。
「私の宝物に~手を出す奴~」
あれ、高井さん、何だか前に聴いたのと歌い方が違う・・・?
凄く感情がこもっているような、心の底から怒りが湧いているような・・・?
最近の高井ファントムは熱い!。。。と、色々な方々が感想を書かれていたので、今回どんなファントムを観られるんだろうととても楽しみにしていました
ラウルがちょっと席を外した隙に、ファントムに導かれクリスは鏡の向こうへといってしまいました・・・
「クリスティーヌ! エンジェル!」決めポーズで名を呼ぶラウル、カッコイイ~
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大変長くなりそうです。
書き始めたら、止まらなくなりました
ひとまず、今回はここまでに。
【3】へと、続くはず。。。