青春18きっぷを利用した中央線の市場食堂巡り。まずは初の山梨県の市場から(2024/3/23土曜日の振り返りパート1)。

 

有楽町を始発で出て、東京・高尾と乗り換え甲府からタクシーで、8:30少し前に甲府市地方卸売市場に到着。ここは、山梨県内唯一の公設市場で1973年に開設されている。

 

 

場内にこそ食堂・飲食関連施設は無いものの、西門のすぐ目の前に一軒食堂がある。営業時間は朝5:15~13:00(水・日祝休み)とあり、市場とともに歩んできた食堂と言える。

 

 

こちらの「山中食堂」。普通に考えたら「やまなかしょくどう」と読みそうだが・・・

 

 

正解は「やまちゅう食堂」。ただこちらの市場、創立当初こそ中央卸売市場の名称だったものの、当時の正式名は「甲府市中央卸売市場」。「山梨県中央卸売市場」だったことはない。そこから考えると、店舗建物に表示された「山梨中央青果商業協同組合」に由来するっぽい ※ただし未確認

 

 

8時30分に入って先客1名。すぐに2名増える。ご主人は何歳だろうか。80歳以上かな?そうそう後継ぐ人も現れないだろうし、(不謹慎な表現ではあるけれど)果たしていつまで営業が続くのだろうかと考えてしまう

 

 

メニューはこの通り。種類は多いけれど、ザ・大衆食堂のラインナップ。山梨っぽいものは特になく、注文は少し悩む。

 

 

そこで日替わりっぽい掲示があった、照り焼きチキン定食650円と

 

 

全体的に廉価設定だった中で、ハムエッグが400円というのが気になって一品追加。卵二つにハムも多くて、下にはキャベツも盛りだくさん。サイドメニューというよりは、主役になりうるボリューム。

 

 

食後は市場周辺をぐるりと。こちらが正門で、この奥右手が水産、左手が青果と両方揃う。

 

 

さらに東門側に回ると卸売団地があり、飲食店も発見。

 

 

東門すぐ目の前のこちら「魚魚魚」は、昼&夜営業だったものの、もう少し歩くと

 

 

建物の奥の方に飲食店の看板を発見。よくもこんな目立たないところに・・・と思いながら中へ

 

 

いずれも朝早くから営業しており、市場食堂としての機能を持っているみたい。ただいずれもお客さんはまばらだった(9:30ころ)

 

 

帰りは身延線の「国母駅」まで歩く。雪降る寒い中を歩いてきたので、何か近くに温泉類でもないかなと調べると

 

 

徒歩三分程度で着きそうな温泉銭湯「桜湯」を発見。それも10分ほど待てば開店ということで、即座に向かう。

 

 

「源泉かけ流し」の看板に偽りはなく、加水・加温・循環装置は一切なし(単純温泉/低張性弱アルカリ性高温泉。泉温:43.6℃)

 

しっかり温まって国母から甲府へ。そして長野県に向かいます。