【初訪:2023/5/21。2024年6月30日再訪】

 

朝5時台に始まって6時過ぎにはもう終了してしまう!! そんな朝市(金田湾の朝市)の存在を知ったのはもう2年前くらいだろうか。営業時間のあまりの早さ&短さに、ずっと先延ばししていたのだけど、夏至近くの天気が良い日であれば早朝から明るいし!と訪問を決意。

 

 

到着したのは5時半ころ。でもそんな早朝ながら、そして販売開始時間より前なのに、朝市の会場前の駐車場はもう満杯!!(ここがポイント※後述)

 

 

ちょうど金田漁港に漁船が入ってきたタイミングだったので、何が水揚げされてるのかな?とまずは漁港周辺をぐるり

 

 

再び朝市会場に戻ると、施設内はこんな感じでもうかなりの人だった (密集しているところでは撮影しずらかったので、実際にはもっと多くの人がいます)

 

 

この朝市の何が面白いかって、魚の陳列があまりにもざっかけなくて

 

 

「水揚げされたばかり」感が満載なこと

 

 

左手前の水槽にはまだ生きている魚が入っていて、次々とその場で締めて並べていく。

 

ただし素人にはけっこう難点があって、魚の名前の表示が一切ないため、名前がわからない魚だらけであること。一つ二つなら聞けるけど、さすがに分からない魚全部の名前を聞いていく勇気はない。。。

 

 

面白いのは、入れ物が非常にカラフルなことで、新鮮な魚のキラキラ感とキレイに引き立てあっている。

 

 

地元・金田産のさざえとか

 

 

あわび、とこぶしなども安くたくさん並ぶ。

 

 

こういった鮮魚以外のお店もいくつかある。

 

 

この朝市に参加するにあたっての大きなポイントは、実際の売り出し前に"予約"みたいなことができること。実際のお金と商品のやり取りは5:50からと規定があるのだけど(時間になるとベルが鳴る)

 

分かっている人は、その前から店の人に交渉して商品を抑えてもらえるのだ。なので例えば、上写真右側のマグロのぶつは、販売開始前にすべて売り切れていて、そこは事前に知っておくべき大事な点。

 

 

上の写真は、この日に買ったバチマグロ。予約して買ったので表面にマジックで名前を書いてあります。

 

朝市参加者の多くは常連さんであり、予約システムがあることから、販売開始後は支払いと引き取りを済ますだけで、あっという間に人が消えていく。

 

情報サイトなどには、営業時間は5:50~7:30となっているけれど、実際にはもっともっと早い決着になっています。★【再訪録に関連追記有り】

 

 

朝市開催の日曜は、市場の上の飲食店「レストランKANEDA」も朝6時から営業。ということで、買い物終了後に入店。

 

 

オープン直後の一番乗りということで、漁港を見通せる窓際席に。

 

 

メニューはこんな感じ。ネットでは「おまかせB定食」がおすすめとの情報が多いけれど、このメニューはランチタイム限定

 

 

ということでまずは、一階の売り場で気になっていたけど買えなかったサザエから。1個550円と貼り紙があったのに、二つ入ってた。

 

 

奥の肝のほうまできれいに取れた! 自動車じゃなかったら日本酒飲むところなのになあ。。。

 

 

こちらは刺身定食。スズキ、メジナ、イナダ、ヤリイカが入って、地魚っぽい品ぞろえ。

 

 

ただ、刺身が思っていたよりちょっと。。。市場の活気からも楽しみにしていたので、少し残念。

 

 

食後もう一度朝市会場に戻ってみると、まだ6:30前なのにもうかなり閑散してて、本当に一瞬の勝負であることを再確認。こんな超朝早い時間でありながら、この朝市がずっと賑わいを続けていることに感嘆することしきりでした。

 

 

【2024/6/30 再訪録】

 

前回よりはもう少し早く着くように!と、4時ちょうどに家を出て5時15分に朝市会場着(前回より15分早い)

 

 

それでも当然のようにお客さんはいっぱいで、もうかなりの魚がカウンターに並んでる。

 

 

そしてこのビニール袋。これが販売開始前にすでに予約が入ったもの。前回より若干早い到着ながら、この袋の量はどの時より多いかな?前回同様、マグロのブツもほぼ売り切れ(残り1つ)

 

あらためてお店の人に確認すると、早い人は4時くらいから来てるとのこと。開始の2時間前から争奪戦が始まっているのかあ。。。

 

 

例によって水槽で運ばれてきた大きめのおさかな群は、その場で随時締められていく。この過程で魚が相当暴れるので、近くにいると血しぶきがかかるので要注意(実際に何度も血がかかった。。。)。これらも主だったものは、締められていく過程で注文が入ります。

 

 

絞められたばかりのおさかな群がこちら。イシダイ、コショウダイ、ヒラメ、ヒラマサ?など

 

 

その中からこの日は、コショウダイを一つ(2000円。一つ上の写真の手前センター右側)、アジの大型と小型の組み合わせを1つ(計1200円)を購入。そして6時にはそそくさと退散。

 

ほとんどの客はもう帰り支度モードながら、当然まだこれから来るお客さんもそれなりにいます。知らない人は「始まったばかりですぐ終わる」とは思わないからね。。。

 

でも、これは(今まで知る限り)どの朝市に行ってもそうだけど、公式開始時間前からスタートしているのがごく普通で、始まる前後にはもう決着がついている。自分自身もまだまだ朝市初心者だけど、かなり時間前倒しで訪れるのが朝市を楽しむ基本のようです。

 

 

※その日の晩につくった、アジのタタキ