朝5時台に始まって6時過ぎにはもう終了してしまう!! そんな朝市(金田湾の朝市)の存在を知ったのはもう2年前くらいだろうか。

 

営業時間のあまりの早さ&短さに、ずっと先延ばししていたのだけど、夏至近くの天気が良い日であれば、この時間にはもうしっかり明るいし、行くなら今の時期かなと初訪問を決意。

 

 

3時半ころに家を出て、首都高に乗って湾岸走るころには空は白みはじめ、到着した5時半にはもうしっかり明るい。

 

でもそんな早朝ながら、そして販売開始時間より前なのに、朝市の会場前の駐車場はもう満杯!!(ここがポイント※後述)

 

 

ちょうど金田漁港に漁船が入ってきたタイミングだったので、何が水揚げされてるのかな?とまずは漁港周辺をぐるり

 

 

再び朝市会場に戻ると、施設内はこんな感じでもうかなりの人 (密集しているところでは撮影しずらかったので、実際にはもっと多くの人がいます)

 

 

この朝市の何が面白いかって、魚の陳列があまりにもざっかけなくて

 

 

「水揚げされたばかり」感が満載なこと

 

 

左手前の水槽にはまだ生きている魚が入っていて、次々とその場で締めて並べていく。

 

ただし素人にはけっこう難点があって、魚の名前の表示が一切ないため、名前がわからない魚だらけであること。一つ二つなら聞けるけど、さすがに分からない魚全部の名前を聞いていく勇気はない。。。

 

 

面白いのは、入れ物が非常にカラフルなことで、新鮮な魚のキラキラ感とキレイに引き立てあっている。

 

 

地元・金田産のさざえとか

 

 

あわび、とこぶしなども安くたくさん並ぶ。

 

 

こういった鮮魚以外のお店もいくつかある。

 

 

この朝市に参加するにあたっての大きなポイントは、実際の売り出し前に"予約"みたいなことができること。実際のお金と商品のやり取りは5:50からと規定があるのだけど(時間になるとベルが鳴る)

 

分かっている人は、その前から店の人に交渉して商品を抑えてもらえるのだ。なので例えば、上写真右側のマグロのぶつは、販売開始前にすべて売り切れていて、そこは事前に知っておくべき大事な点。

 

 

上の写真は、この日に買ったバチマグロ。予約して買ったので表面にマジックで名前を書いてあります。

 

朝市参加者の多くは常連さんであり、予約システムがあることから、販売開始後は支払いと引き取りを済ますだけで、あっという間に人が消えていく。

 

情報サイトなどには、営業時間は5:50~7:30となっているけれど、実際にはもっともっと早い決着になっています。

 

 

朝市開催の日曜は、市場の上の飲食店「レストランKANEDA」も朝6時から営業。ということで、買い物終了後に入店。

 

 

オープン直後の一番乗りということで、漁港を見通せる窓際席に。

 

 

メニューはこんな感じ。ネットでは「おまかせB定食」がおすすめとの情報が多いけれど、このメニューはランチタイム限定

 

 

ということでまずは、一階の売り場で気になっていたけど買えなかったサザエから。1個550円と貼り紙があったのに、二つ入ってた。

 

 

奥の肝のほうまできれいに取れた! 自動車じゃなかったら日本酒飲むところなのになあ。。。

 

 

こちらは刺身定食。スズキ、メジナ、イナダ、ヤリイカが入って、地魚っぽい品ぞろえ。

 

 

ただ、刺身が思っていたよりちょっと。。。市場の活気からも楽しみにしていたので、少し残念。

 

 

食後もう一度朝市会場に戻ってみると、まだ6:30前なのにもうかなり閑散してて、本当に一瞬の勝負であることを再確認。こんな超朝早い時間でありながら、この朝市がずっと賑わいを続けていることに感嘆することしきりでした。