東北市場めぐりツアー最終日は、ぐるっと東北を一周して再び宮城県へ。初の「仙台市中央卸売市場」を目指します。

 

 

最寄り駅という距離ではないものの、JR仙石線「小鶴新田」から歩くことに。駅を出てすぐの川を渡るあたり以外は、市場まで一直線。30分弱歩いて北東門の向かいに到着します。

 

 

飲食店ゾーンは管理棟の裏側あたり、と目安を付けて向かうも

 

 

管理棟から直結する動線は見つからず、ぐるっと裏側に回ることに

 

 

地図的にはこの建物のあたりなんだけど

 

 

北東門から来ることは想定していないようで、何も誘導案内的なものがない。とりあえず通路らしいところを入ってみようと潜り抜けると

 

 

こんな大きな看板が見えてきました。「FOODS GARDEN」って書いてあるように、ショッピングセンターやテーマパークかのような、市場とは思えないような設計になってた。

 

ちなみに正門から入ると、すぐに見つかります。

 

 

入ってすぐに大きな看板があって、駐車場も完備。

 

 

長いブリッジを渡ると、その先が飲食店が並ぶ「FOODS GARDEN」です。

 

 

到着したのは12時30分頃。市場食堂としては遅い時間帯ですが、世の中一般的な食事としてはちょうどピーク時。ということで、「いちば鮨」の店頭には16名の行列が。

 

 

 

今シリーズの市場食堂で行列を見るのは初めてで、「さすが仙台だな」と思ったものの、、、それも一瞬

 

 

すぐ隣の「さぬき」、その左手奥の「米喰処○すけ」が揃って休業。※4/1から再開したのかは不明

 

 

これだけの大都会で、外部からの呼び込み頑張っててもこんな感じなのか。。。と少し残念に思いながら

 

 

「いちば鮨」以外では唯一、それなりに人の出入りがあった「寿司吉」に入ることに。

 

 

この写真は人がいなくなったときに撮ったのでガラガラっぽいけど、入店時はほぼ満席でした。

 

 

店名には"寿司"の文字が付くものの、メニューには寿司はなし。(魚メインなので、葛西の「小池寿司食堂」ほどのギャップは無いですが)

 

 

もうさすがに生魚はいらないな、、、と。定食メニューで火が通ったものを探すも、頭肉もほほ肉ももう終了していました。前掲した店内写真の黄色のメニュー札からも分かるように、8種類ほどがもう品切れ。

 

どうしようかなあとあらためて店内を見渡すと、個性的なメニューを発見!!

 

 

それがこれ!鯛飯と鯛だし蕎麦のセット1,200円。鯛飯だけでなく、お蕎麦にも鯛だしを使ってて、それをセットにしてるのは渋い。市場食堂はもちろん、街中のランチでも見たことはないな。

 

味わいも優しい感じでいいのですが、一個だけ課題が。。。それがご飯の量がびっくりするほど多いこと。周りのお客さんも白飯をいっぱい残してることが多かったので、普通の人は「ご飯少な目で」といったほうがいいかもしれません。

 

そんなこととは想像もせずに、追加で頼んでいた一品がこちら

 

 

まぐろ串かつ350円 (串焼きだと300円)。またこれがびっくりするほどの特大サイズ。

 

中身はマグロの塊二つと、玉ねぎ二つ。げんこつ煎餅までは言いすぎですが、食べると「サクサク」ではなく「バリバリ」と嚙み砕くような食感なのが面白い。安いし食べ応えあってお薦めですが、定食とセットにするとおなか一杯になりすぎます笑 

 

でもしっかり両方とも完食。調子に乗ってビールを頼まなくてよかった。。。

 

もう少し早い時間に来たら、また見える景色は変わったかもしれませんが、せっかくこれだけのフードコートがあって、100万都市でこの集客力は寂しいなあと考えつつ、市場を出て今度は地下鉄の「6丁の目」駅へ。

 

それはすぐ南にある場外市場「杜の市場」を覗いてみたかったからですが

 

 

ここは凄い。。。駐車場待機の車が並ぶほどの人気。実際に中に入ると、売り場はきれいだし、品ぞろえの豊富さや魅力度、価格の安さとも抜群。近くにこの施設があったらヘビロテは必至だなと。飲食店もいくつかあるので、紹介はまたあらためて訪問した時に。