2021年に引き続き、今年も築地はしご酒は"昼"の開催。2022年11月23日(水祝)の13時から17時にかけて実施されました。

 

参加店舗は昨年より若干少ない22店。"いつもの顔ぶれ"も健在ながらも、イチ押しの「ピグレット」が初の不参加だったのが少し残念。

 

今回は「参加費」は不要で、すべてのメニューを500円に統一したのが大きな特徴。いつもの「本願寺での受付」ではなく、事前登録した各店で、参加の証のリストバンドと、パンフレットを受け取って出発します。

 

 

■2023年「築地昼はしご」開催は11月23日に決定!!■ 今年はなんと55店舗が参加!!

 

ということでスタート地点に置いたのは、第一回から参加中の人気店「はじめ鮮魚店」

 

 

ここを起点にした人はけっこう多く、12:40頃に伺うと、もうお店の中はいっぱいになってました。店内には樽酒の用意もあり、まずは日本酒で乾杯してのスタートです。

 

料理で頼んだのは、ブリ・タイ・マグロの刺身三点盛ですが、この量で500円はかなりのサービス設定です。

 

 

 

今回、(はじめ鮮魚店のある)7丁目周りには出店がなく、2軒目は4丁目(築地場外市場)へ向かうことに。「築地はしご酒」の発起人であり、第一回目から2019年?まで実行委員長を務めた松本さんのお店「長生庵」に入ります。

 

店頭には日本酒がずらり。「而今」が目立っていますが、その隣の「山本」をセレクト。早くも日本酒二杯目です。

 

 

料理メニューの用意は二種。ということで、両方を1つずつ頼みます。

 

 

パッと見では、牡蠣は小さそうですが実はかなり身厚でジューシー。非常に美味しい。抹茶スープは、松本さんと一緒にはしご酒を牽引してきた伊藤さんの店(伊藤海苔店運営の「Matcha Stand Maruni」)とのコラボ。

 

 

そして築地場外では珍しい"夜だけ"営業のバル「Tamatomi」へ。今回は自店では飲み物メニューのみだったので(他店コラボの食事も別途用意)、赤ワイン・白ワイン1杯ずついただいて手に持って

 

 

その奥の「魚政」に伺います。こちらでは食事のみ、2種類ともいただきます。

 

 

かなり渋い組み合わせの、白子とかぶのおでん。その後に店で出会ったお客さんが、この料理を激賞されてました。

 

 

フィッシュアンドチップスのポテトは、チップス?と突っ込みがはいるほどに分厚い

 

 

ここでは立っての飲み食いだったので、少し寛げそうな店を選ぼうと「喫茶マコ」へ。しかし考えていることはみな同じと見えて、店頭で15分ほど待つことに。

 

 

定番の鶏雑煮と、餅の磯辺焼きを注文して、さらに冷酒。今回のはしご酒メニューのビジュアル部門?大賞は、この磯辺焼きでした。ただ、お餅の二連発で、少しお腹が膨れ気味に。。。

 

 

その後は、こちらも定番のお店「魚河岸三代目 千秋」へ。言わずと知れた、小学館の人気コミック「築地魚河岸三代目」のモデルの一つとなった店舗です。

 

 

ここでも刺身の三種盛り。ブリ、マグロは、はじめ鮮魚店と同じ組み合わせですが、ブリの色合いがかなり違う。割烹料理屋さんらしいセレクトだなと感じました。

 

 

千秋のメニュー表の下に紹介されていた「地下の粋」は、今回が初出店ということで(日頃もよく顔を出しているし)、応援のため同じ建物の地下に降りると、想定外の大行列。。。20名くらいいたかなあ?階段の上まで列が伸びていて、訪問は諦め。

 

 

晴海通りを挟んだ先の、「マグロのかま」が人気の「Jige」を目指すことに。

 

 

看板メニューのスペアリブを頼むと出てきたのがこれ。間違えて2人前頼んだかな?と思ったものの、これで1人前。この内容で500円は、今回のコストパフォーマンス部門の一番かな? もっとも、日常的にCPはいい店ですが。

 

 

さすがにお腹いっぱいになったし、7軒も回ったし・・・で、ここで終了しようといったん解散したものの。。。家に帰る道の途中にもまだ参加店舗がいくつもあり笑。もうひと頑張りしようと顔を出したのが、新富町駅近くの「一枠」

 

 

看板に「唯一無二の味」とあるように、ここは煮込みがイチ押しのお店。ということで当然、煮込みを頼みます。再びここでも日本酒を。さすがに"唯一無二"とあるだけに、味や具の構成はシンプルながらも、だからこそ美味しい。

 

 

そして本当の最後に、今回の開催の実行委員長を務めた岡田さんに敬意を表して、一枠からもほど近い「スポーツ居酒屋おかだ」へ。

 

 

さすがにここからアジフライ2枚はきつく、菅商店コラボのシューマイとハイボールでトリを締めさせていただきました。

 

 

都合9店舗で、料理11種類。お酒(一部ノンアル含む)は2人分併せて14杯。かかった費用は、総額で1万2300円。そこそこの金額にはなってますが、これだけ飲んで食べてを考えれば、非常にお得です。

 

なにより、"堂々と"1品ほどの注文だけではしご酒ができるのが良い。もともとよく知っている店の良さの再確認はもちろん、新たなお店の開拓にも絶好です。

 

そもそも自分自身が築地に詳しくなったきっかけは、この「築地はしご酒」の第一回に参加したことに尽きます。そして今回までの8回(コロナ禍で2020年は不開催)すべてに皆勤です笑