ずっと来たかった、福浦漁協直営の「福浦漁港みなと食堂」へ初訪問

 

 

最寄り駅は「真鶴」。駅前の地下道をくぐって国道135号線を渡り、湯河原方面へ少し歩く。

 

 

ガソリンスタンド(エネオス)の手前を、左に折れてしばらく坂を下ると、目の前には海が。そして、福浦漁港があらわれてくる。

 

 

 

福浦食堂はその最奥部分。それでも駅から歩いて12-3分程度、下り坂中心だし(行きは)思ったよりすぐに着く。

 

 

食堂はまさに海の真ん前。すぐ目の前に波打つ音がBGMのようで、漁港食堂らしさを引き立てている。

 

 

到着は10:25分頃。この時点で先客は8組20名。名前を書いたあとは自由に過ごせる設定は楽。

 

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ちなみに、目の前にある駐車場は釣り人用。「一日1000円」との表示があるが、「みなと食堂」に行く人は無料になっている。

 

 

店内風景。テラス席が10席弱ほど。

 

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メニューはこんな感じで、基本全て定食。単品は、生シラスとアジフライくらいで、定食にある焼き物、煮物類は提供無し。

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価格設定がけっこう高めで2000円以下のものがない。内容と比較すればお得ではあるのだけど、すぐ後に来た学生っぽい若い男の子のグループは「こんなに高いんだ。どうしよう・・・」と仲間内で語り合いながら、気づいたら姿を消していた。

 

開店の11時は、まだ満席分もの客は来ていなかった。ただ、数分前から一組ずつ注文を聞きながらの入店のため、順番が来るまでは少し待つ。

 

 

日本酒のおつまみは、味の骨の唐揚げ。サクサク軽やか。

 

 

そして生シラスも単品で追加。この色合いはマイワシかなあ?聞きそびれた。かなりしっかりとした食感でおいしい

 

どの定食もおいしそうで、悩んだ末に選んだのが大島定食。焼き物・揚げ物・煮物など、火を通したものが中心の構成。周りの様子を見ていると、これが一番多そうかな。真鶴定食の注文も多かったけど、限定5食ということで開店15分くらい後には売り切れ。

 

 

料理はこのボリューム感。メインディッシュだらけの構成。迫力は、平塚漁港の食堂と双璧の水準。それぞれ温かくて、調理もしっかりしている。

 

鯛の塩焼き、水カレイの唐揚げ、エボダイの煮つけ、カマスフライ、ミニ刺身はワカシだったかな。

 

何よりも感心したのは、これだけ忙しく動き回っている中でも、スタッフの女性のみんなが明るく丁寧でサービス精神高いこと。帰りがけに「すごいね」って声をかけてみた。

 

ここはリピートする価値あり。

 

 

建物の裏にある反射炉みたいな建造物は、真鶴道路のトンネル内の換気塔だそう。迫力がすごい。

 

途中にある「運海丸 しらす直売所」は、今回は立ち寄れなかったけど、帰りのタクシーの運転手さんに聞いたら評判がいいらしい。

https://fish-store-319.business.site/

 

ちなみに真鶴半島には二つの漁港があり、すぐ近くの距離だけど、福浦は湯河原町。北側の真鶴港は真鶴町で、漁協は別物。食堂や観光施設は真鶴港側のほうが多く、近くそちらにも。