★2024/6/29に残念ながら閉店

 

 

生まれ故郷である岐阜県の卸売市場初訪問は「岐阜中央卸売市場」。ちょうど岐阜市の企業の取材があり、カメラマンさんが名古屋から車で来てもらっていたので、お昼を一緒にと連れて行っていただいた。

 

 

40万人規模の都市だし、小さめの市場をイメージしていたけれど、さすが中央市場というべきか想像以上に広い。

 

 

ペタンとした低層で、素っ気ないほどにシンプルな建物構造なので、開放感があって余計に広く見えるのかも。

 

 

大宮(埼玉県)くらいの面積はありそうかなと思って後で調べたら、岐阜の方が3倍近く大きかった。。。

 

 

で、今回のお目当ての「びっくり麺亭」。正門を入ってすぐの通路を右に曲がって敷地内の半分くらい行ったあたりのところ。

 

西門も南門も閉鎖されていて、正門には「関係者以外入場禁止」の大看板もあったため、念のため守衛さんに「食事に来たのですが?」と声をかけると、「びっくり麺亭さん?」と駐車位置を指示してもらった。

 

 

到着時間は12:30頃。店頭の雰囲気はもう閉まっているかのようだったが、入り口の「本日限りのランチ」のボードがあるからまだ営業中だろう?と扉を開ける。

 

 

店頭の看板には「うどん、そば、ラーメン」とあり、そもそも店名が「びっくり麺亭」。しかしメニュー表示には"麺類"は無し。(ネットの昔の情報を調べると、3年くらい前までは麺類の張り紙があった。この2年くらいでかなり内容が変わっているみたい)

 

 

メニューを知るには貼り紙頼みなのだが、整理されて掲示されている場所がないので、これがけっこう分かりにくい。

 

 

セルフでおかずを取るのがメインなのかなとも思ったけど、すでにほとんど残ってない。

 

 

ひとまず焼き魚にしようかと声をかけると、15分以上待つとのことだったのと、隣の席のお客さんが食べてる定食が、かなり内容盛りだくさんだったので

 

失礼を承知で「これは、この5品盛の定食?」と貼り紙を指さして、「では同じものをお願いします」と注文。

 

目の前に出てくると、あらためてボリュームたっぷりなことを実感。すっかり冷めきってはいるものの、超分厚いハムカツまで付いてる。刺身類も1,000円でこれなら十分すぎるでしょう。

 

 

入り口のボードにあった日替わりも手ごろな価格設定だし、朝定はさらに安い。5品盛りの量を考えたら、他の定食もかなりCPがいいのではと想像できる。なので「お店の存在をもっとみんなが知ったら、通う人が増えるのでは?」と、カメラマンさんも言っていたけど

 

 

この店のキャパは、4人掛けテーブルが僅か2つだけ。自分たちが入店したらもう満席になったし、積極的に外部の人に来てほしいという営業ではないのかな?

 

ちなみに、この市場内には「大阪飯店」という中華食堂もあるみたい。帰りがけに卸売棟の周りをぐるっと回った際には、飲食店らしきものは見つけられず、「びっくり麺亭が岐阜市場唯一の飲食店なのかな」と思い込んでいたけど、帰って調べたら市場の敷地のまるっきり反対側、市場南橋たもとにありました。