ヤマショウ関連の飲食店は2023/9/24にすべて閉店した模様です。特に「ヤマショウ定食事業部」はオープンしてわずか1年後。大手仲卸の経営なのに、内容が雑だなあと思っていて。でもまさかこんなに早く閉店するとは思っていなかった。
さいたま市北部、宮原と上尾の中間の国道17号線沿いにある大宮市場(大宮総合食品地方卸売市場)。埼玉県の中核市場というだけあって敷地は非常に広大なのだが、実は"地方"卸売市場に定義される。
正面から入ると、右側が青果市場、左側が青果市場となり、荷捌き所もかなり大きい
この日は市場休日だったため、道路から少しだけ覗いてみると、ずら~っと仲卸の店舗が並び、在りし日の築地市場を思い出す。
通常は、市場内は一般客の立ち入りは禁止だが、毎週土曜日は中に入って買い物ができるとのこと。(※後日注。平日も一般客が市場内で買い物をすることは可能です)
そして飲食棟。こちらは市場の休日に関係なく営業している。一般的な市場食堂とは異なり、けっこう大きめのお店が多く
よく見ると、店舗の殆どが(市場の建物にも大きな看板がある) ヤマショーグループが運営するもの
まずは寿司・天ぷら・丼物の三店舗。(入り口は一部共有している)
そして「ヤマショー」の名称が前面にでた、定食事業部
ヤマショーグループ以外だと、その奥に「花いち」「高はし」の海鮮丼系が二店舗。特に「花いち」には終始行列ができていた。
「花いち」といえば川越市場にもあり、同じ埼玉の市場食堂だから系列店なんだろうなと。それぞれのホームページには、系列であることを確証できる表記が何もないが(会社も別っぽい)、食べログの口コミなどでは系列店との紹介もあちこちに。結果的に店に入っていないので、確認は取れず。
どの店に入るか悩んだ後、結果的に特に理由もなく寿司(いさば寿司)を選択。日曜日の13時を少し回った頃で、席はガラガラだった(並びの系列店は、待っている客有り)
おきまりは、ほぼ貫数に値段が比例し、一貫100円強とかなり安い設定。この辺が人気ゾーンじゃないかなと勝手に予想して、小江戸1400円を選ぶ。
寿司は器毎に二回に分けて提供される。(※サバが入っていたので変えてもらったため、イカが二貫になっている)
この価格の割には、ウニ、イクラ、とろなども入る。ただ内容は値段相応、100円系回転寿司との比較になるかな。
この店の特徴は、(自社で扱う)塩辛や鶏のしぐれ煮が無料で無制限に食べることができること。
ちなみに、並びの二点のメニューはこんな感じ。メインはアジ推しです
せっかく大宮まで来たので、一店舗だけで帰るのももったいないし、おなかはもう空いていないけど、定食事業部で小鉢で酒でも飲むかなと隣の建物へ。
しかし想定外に、アルコールの提供がない。。。
ここはまだ今年2月にオープンしたばかりの新店。いわゆるセルフ食堂スタイルで、市場関係者向けを中心に考えているのかな。小鉢の価格が結構安い。
一方で外部客向けに、少し華やかなセットも。ガスエビとか焼霜さわらとかが入ってるのが渋い。
これらをいくつか組み合わせて、ご飯セット(やはり、塩辛と鶏しぐれ煮が標準で付く)とともに出来上がったのがこちら(味噌汁は外してもらった)。閉店時間が近いため、アジフライの値引きが少し入って、合計1400円。
見た目は華やかなので、お得と思えないこともないけど、でもどれも味が・・・
お店の人の応対の感じは良かったので、それだけは補足