女子U20日本代表応援シリーズ#プレイヤーピックアップPart2/東江(アガリエ）選手

8月15日から始まる女子ラクロスU20世界選手権大会へ参加する日本代表チームの応援企画。代表の選手紹介はラクロス女子日本代表のINSTAGRAMで紹介されている。

ラクロス女子日本代表(@japan_wlacrosse) • Instagram写真と動画

https://www.instagram.com/japan_wlacrosse/
選手をまとめると

出身高校、スポーツ経験はラクロス応援チャンネル独自調査

ラクロス応援チャンネルとしては、日本の皆さんには馴染みのない2人の選手に注目して、日本ラクロス協会を通じて得られた情報と共に詳しく紹介しておきたいと思う。

その2選手は

背番号5番　北川 メガン/Megan Kitagawa　選手と

背番号8番　東江 ケイラ 美空/Miku Kayla Agarie　選手

この2選手は、アメリカ合衆国育ちのハイブリット選手で小さなころからラクロスになじんできた選手であり、日本のラクロスに刺激と決め手を与えてくれる選手として期待されている。

これまで、今回のU20チームの特徴が「トランジションの速さ」だと紹介してきたが、アメリカではそこの部分が普通にプレイに織り込まれている。そこでプレイをしてきた2選手は「トランジションの速さ」を実践するキーマンとなってくる。（もう一人中澤ねがい選手/ルイビル大学所属も同様だが、日本の皆さんはご存じの方も多いので、今回は2選手を紹介する。）

紹介するにあたって、特に下記の質問をさせていただいた。

1.今回の日本チームへの参加の動機
2.今までのラクロスのキャリア
3.自分のプレイにおける強み
4.日本チームでの役割、自らに求められていることは何か?
5.世界大会での目標
6.自分のこのプレイを見て欲しい。
7.日本のラクロスに対して1番印象的だったものは何か?
8.日本のラクロスファンへ一言

協会を通じて得られた回答をそのままお伝えする。

今回は

☆背番号8番　東江ケイラ美空(アガリエ　ケイラ　ミク）選手

　　　　　　　　　　　　　　　　　「Ⓒ日本ラクロス協会」

日本代表の自己紹介欄には

■ポジション
MF
■所属チーム（学年）
Alliance Lacrosse（新2年）※US
■ラクロス歴
小学3年から
■モチベアアップソング
エレクトロワールド / Perfume

https://www.youtube.com/watch?v=CXFxvorHplk
「Youtubeより」

■メッセージ
Having the opportunity to represent my country by playing my favorite sport is an honor that I’m so lucky to have. Meeting my new best friends in Japan through lacrosse is an experience of a lifetime that I will never trade for the world!

「自分の好きなスポーツを通じて自国を代表する機会を得られることは、本当に幸せなことです。日本でラクロスを通じて新しい親友に出会えたことは、一生忘れられない経験であり、何にも代えがたいものです。」

とある。

ラクロス応援チャンネルからの質問に対する答えもいただいた。

1. 今回の日本チームへの参加の動機

日本という新たな環境で挑戦するためにU20に応募しました。日本のトップとして戦えるかを試したかったからです。

2.今までのラクロスのキャリア

小学3年生からカリフォルニア州でラクロスをしています。

3.自分のプレイにおける強み

自分のプレーにおける強みは、粘り強いプレースタイルです！どんなに厳しい試合でも、最後まで諦めずに全力でプレーします。

4. 日本チームでの役割、自らに求められていることは何か?

U20における私の役割は、オフェンスで確実に点を決めることです。チームの雰囲気を高めることもとても好きです！

5. 世界大会での目標

世界大会での目標は、大好きなU20のチームメイトたち（親友たち）とメダルを獲得することです！

6.自分のこのプレイを見て欲しい。

最後まで本気で、粘り強く、楽しみながら戦う姿を見て欲しいです。

7. 日本のラクロスに対して1番印象的だったものは何か?

日本でラクロスをして印象的だったのは、選手のハードワークと高いモチベーションです。日本のラクロスがますます発展しているのを感じます！
日本に来てから、これまでのラクロス人生で1番ハードな練習に励んでいます。

8. 日本のラクロスファンへ一言

U20日本代表に参加する経験は、私にとって本当にかけがえのない経験です。U20のファミリーが大好きで、U20なしの自分は想像できません！このような経験ができてとても光栄です！応援よろしくお願いします。

＜こぶ平's　Eye＞

東江選手。アガリエというお名前は沖縄には多いらしい。そしてお母様は沖縄県出身。そんな彼女は15歳。15歳と聞いて、前回の2019年U19世界選手権の事を思い出された方も多いかもしれない。当時の代表選手には15歳の中澤ねがい選手が在籍していた。そして中澤ねがい選手は今回の選手団のキャプテンである。

そして前の世界選手権でも6試合で6得点を挙げている。

東江選手には今回と共に次回へも続くアタックとしての大きな役割、貢献が期待される。

USでは大学ラクロスへのリクルーティング環境が充実していてショーケースと呼ばれるデータベースに自分の記録を書き込んで大学チームへアピールするのが通例で、そこから全米ランキングすら存在するが、その中の一つ　IWLCARECRUITSに記載されている東江選手の動画レポートの中では、ディフェンスからのトランジションの速さをリアルに示す場面がたくさん見られる。

https://iwlca.sportsrecruits.com/athlete/kayla_agarie

Kayla Agarie's Lacrosse Recruiting Profile

　　　　　　　　パスカット　　　　　BtBゴール

大会でも彼女の動きが局面を変える事になる場面がみられる事だろう。身長も含めてまだまだ大きく進歩をしてくれそうだ。何よりもアメリカから挑戦したその前向きな気持ちに拍手を送りたい。ラクロス応援チャンネル的にはそのトランジションの速さ、とりわけグラウンドボール、ドローコントロール獲得後の速さに注目をしている。

＜トリビア＞

もし日本の高校から、US/NCAA　D1への進出を目指すのなら、こういうデータサイトに自分のデータを登録するのもお勧めだ。

さあ、東江選手がどんなブレイクを見せてくれるのか？待ち切れない。ラクロス応援チャンネルは何故香港に居ないんだ!?

以上　女子ラクロスU20日本代表応援企画　注目選手ピックアップ②　背番号：8番東江選手の紹介でした。

次回以降、対戦相手やそのほかの分析を紹介する。

やっぱりラクロスから目が離せない。

こぶ平