NCAA1部(D1)のラクロスはレギュラーシーズンも残すところ数試合となり、1部地区では地区のチャンピオンを決める地区チャンピオンシップトーナメントが始まっている。
そのうちの一つACC女子は所属する全チームが参加してトーナメントを実施する。そして、レギュラーシーズンの結果ではなくこのチャンピオンシップトーナメントの結果が重要となる。全米選手権への出場権、シード順位にも関わってくる。
そしてレギュラーシーズンの結果は
ノートルダム大学が久々にトップを狙う位置でチャンピオンシップを迎えた。トップ3常連のノースカロライナ大学は調子が不安定でNCAAチャンピオンシップ(全米選手権)への出場権はACCのチャンピオンシップトーナメントの結果に掛かっている。
そんな状況下で21日(日)に実施されたACC-CS1回戦
9位 ルイヴィル大学 vs 8位 ヴァージニア工科大学
の結果は
88番ニコル選手とそのバトンを受け取る中澤ねがい選手(右端)
レギュラーシーズン前半に敗北を喫した相手を見事に破り、史上初のACCチャンピオンシップでのルイヴィル大学の初勝利をもたらした。レギュラーシーズンでは
今季多く見られた、強い相手に対して前半は互角以上に戦えるが後半に大量失点を喰らい敗北していたが、この試合は
これに対してルイヴィル大学のヘッドコーチは以下のように述べていたようだ。
Head Coach Scott Teeter seid,
"They had a response to every one of their mistakes. They were all contributing and supporting each other which gave us a really great team win."
ヘッドコーチのスコット・ティーターは、「彼らはすべてのミスに対して反応を示しました。お互いに貢献し、支え合っていたため、素晴らしいチームの勝利を手にしました。」と。
これは、随分示唆的な言葉だと考えている。ラクロスではミスは起こるが、それを全員でカバーしあえる試合ができれば勝利を手繰り寄せる事ができる。
ACCチャンピオンシップ史上ルイヴィル大学の勝利は初。(参戦2年目のクレムソン大学も史上初勝利をvsピッツバーグ大学 18対15 で記録した)
そして中澤こころ選手が加入してからのACCチャンピオンシップ過去3戦の記録は
2023年
レギュラーシーズンでは15対14と勝利していたが、CSでは打っちゃられた。
2022年
2021年
中澤こころ選手の参戦1年目のチャンピオンシップの結果は、全米王者となったノースカロライナ大学に対して、グラウンドボール1個獲得という記録だった。
しかし2024年は
その進化がルイヴィル大学のACCチャンピオンシップ初勝利に結びついたと思うと、とても誇らしい気分だ。
勿論この試合では
4ゴール1アシスト、4グラウンドボール獲得、コーズドターンオーバー3回2回のドロー獲得とフルの活躍をした5年生のニコル ペローニ選手の活躍も大きかった。そして、この2名が抜ける来年にはニコル選手の代わりとなる期待が、中澤ねがい選手に集まるのだが、、、、
その2ショット
次戦はACCレギュラーシーズン1位のシラキュース大学と対戦する。今季は
ヴァージニア工科大学同様、前半互角も後半大差で負けているが、この試合でできた全員のカバーによる試合運びができるか、注目される。
次戦は
Quarterfinals-Championship
American Legion Memorial Stadium, Charlotte, N.C.
Wednesday, April 24
11 a.m. – No. 1 Syracuse vs. No. 9 Louisville
2 p.m. – No. 5 North Carolina vs. No. 4 Virginia
5 p.m. – No. 2 Notre Dame vs. No. 7 Clemson
8 p.m. – No. 3 Boston College vs. No. 6 Duke
う~ん、生で見たい、、、、
以上ACC女子ラクロスチャンピオンシップトーナメント結果でした。いや~良かった。
やっぱりラクロスは面白い!!
こぶ平