きょう開幕した関東中学高校女子ラクロス/ティーンズカップ開幕の模様を速報でお伝えする。
開幕戦となった
昨季初の決勝トーナメント進出を果たした岩倉高校
vs
秋からの成長を武器に、初の決勝トーナメント進出を目指す神奈川県立住吉高校の戦い
予想通り、激しいボールの奪い合いが繰り広げられる中、1オン1の力が更に向上した住吉高校が攻撃機会をショットに結びつけ岩倉高校の追撃を許さなかった。
特に、14番、17番、28番の仕掛けが効果的だった。岩倉高校もCTO(コーズド・ターンオーバー/守備の仕掛けによってボールを奪った数)12とライドに強さを見せたが、そのボールを奪い返され最後に突破されたところは相手が1枚上手だったようだ。
STATSは以下
☆こぶ平’s Eye
開幕戦あるあるだが、両チームにミスが多く見られた。決勝トーナメントに向けては改善をしていかなければならないだろう。
しかし、両チームのライドや、守備が効果的だったとも言える。
開幕第2試合は
ここ数年少人数のチーム構成に悩まされている神奈川県立鶴見高校は、今季も11人と最低限の構成で臨む事となった。
対して、昭和秀英高校は練習に制約の多い中、勝利、得点を求めて臨む形になった。
結果的には1部の伝統校である県立鶴見高校が5番のドロー、10番、15番、74番のリードで試合をコントロールし最高のスタートを切った形となった。
<トリビア>
会場となった岩倉高校のグラウンドは、昨年リニューアルされ大学を含めても最高レベルのものになっている。
グラウンドメイクされた形であり、なんとクラブハウスまで併設されており、その環境は大学も羨むものだ。
今も大学との交流が盛んにおこなわれているようで、今後の岩倉高校ラクロスの進化に寄与する事は間違いない。
<トリビア2>
ティーンズラクロスの新歓は、学校間で差ができているようだ。今日勝利した神奈川県立住吉高校は既に15人を越える新人の加入を得ている。確実に進化を継承していけそうだが、新入部員が少ない学校も多いようだ。
それぞれの学校で、ラクロスの何が新入生に響くのか、異なるとは思う。さらに、高校に入ってまずは、アルバイトをしたいとか、中学生時代にコロナ禍で外での色々な楽しみが得られなかった分、高校で楽しさを見つけたいようだ。その楽しさにラクロスがどうフィットするのか。やはり、一般的に楽しく、達成感の多いスポーツであることが伝わることがポイントのような気がした。まだ、これから、五月で期待したものが得られなかった新入生にアプローチをしてもらいたいものだ。
明日は、関東で4試合。シード校も登場する。
4月21日(日)
Fブロック
第1試合 10:00 慶應義塾女子高 対 横浜市立戸塚高
CRUSHERS FELLOWS
Eブロック
第2試合 11:30 町田総合・国本女&片倉高合同 H.G&S
対 埼玉県立熊谷女子高
USmovers
Aブロック
第3試合 13:00 都立飛鳥高 対 目白研心中高
LEGENDS WHITE EYES
Dブロック
第4試合 14:30 聖ドミニコ学園中高 対 渋谷幕張高
Cheers MAPLES
関西で4試合
4月21日(日)
第1試合 9:30 大阪国際中高 対 箕面自由学園高
AZALEA
第2試合 11:10 立命館宇治高 Cherry’s
対 京都外大西&京都府立洛水高
第3試合 12:50 同志社高 対 常翔学園高
BEAT BEANS JUSTRY
特に同志社高の秋、全国大会の戦いからの復活ぶりに注目が集まる。常翔学園高は再びの春3位以上に臨む。
第4試合 14:30 聖霊中高 対 関西大学中高東部
FLUGELS KAISERS
が予定されている。
明日もティーンズカップラクロス楽しみだ。
こぶ平