ラクロスシーズン開幕に向けて思う事、、、、、 | 鼓舞 平(こぶ平)のラクロス応援チャンネル

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ラクロスをこよなく愛する‘オヤジ‘がラクロスを紹介し、解説し、観客目線の情報を提供するチャンネル。シニアからキッズまで対象はラクロス全部です。

今日は、まったくの今思った事を刹那的に書いただけのものですがお付き合いください。

大学のみならず、クラブ、ティーンズでも新歓の季節を迎えて、特に大学では、新入生の勧誘活動がとても重要な行事だと思います。2020年のコロナ禍の影響が大きく、大学生のラクロッサーが激減している(特に女子)ので、本当に大変だと思いますがラクロスの価値をしっかりアピールして多くの学生さんを救ってあげてください。

 

昔から、都市伝説のように「ラクロスをやっていくと、就職に強い。就職に有利だ。」という話がありますね。私もよく聞きました。実際に他の体育会運動部と比べても強いのか?普通にクラブ活動をしていない学生よりは有利なのか?エビデンスはありませんが、私は以下の点からそれは事実だろうなと考えています。

 

一番は、ラクロスに関わる形であれば誰もがリアルな成功体験を持ち得ることだと思っています。

その根源にあるのは、昔からラクロス界にある自主性を重んじる文化だと思います(ただし、これが現在の規模や、状況で実状に会っているのかは検証が必要だと思います)。

 

部内でも、学校間でも、地域でも、全国レベルでも全国大学選手権まで、学生の自主的な運営に委ねられている。

・その年のリーグ戦の運営についてから始まり

・11月末から翌年3月までの全国大会の運営についてまで

・その間の各地区のローカルな大会の運営

・東京六大学戦、関東七大学戦、関西チャレンジリーグ、サテライトチームのリーグ戦や全国大会

・各校のチームの運営

 スポンサー集め(対外交渉により結果を求められる。)

 練習試合の設定

 選手の育成

 幹部となって、チームをまとめて行く事

 グラウンドの確保

 けが防止対策の検討

 メンタルトレーニングをどうする

 合宿の計画

 保護者や関係者とのコミュニケーション

 大学との交渉  等々

それぞれの担当で成功体験が得られる事すべてが、大学を卒業してからも役に立つ事なのだと考えています。

これは、他の体育会系のチームスポーツでは中々得られない事だと思います。例えば野球部であれば先ずはグラウンドは確保されているだろうし、練習試合もほぼほぼ決まった相手と行われたり、コーチングや、バックアップ体制も整っているだろう。そこでは成功体験が勝つことに収れんされていく。しかし、ラクロスの場合は多様な成功体験が、個人で得られる。

新入生の勧誘ではそういう成功体験の具体的な例で提示して話をしてみたらどうだろう?

むやみな、強引な勧誘は今の時代にはそぐわない。スポーツ離れも言われるが、むしろコロナ禍の影響で外で、仲間と一緒に何かをやりたいというリソースは増えていると考えている。

やって楽しいし、マネージャーとしてクラブをマネージする醍醐味もある。アナリストとしてチーム強化に貢献する楽しみもある。いかに観客を呼ぶかを4年間も実践できる場もある。

そういうことを、しっかりアピールしていくことが先ずは関心を集める入口ではないだろうか?

そして、優勝を目指すという難しい課題に全員で挑戦する先の大きな達成感を得るために仲間との共感を勝ち取るという大事な作業もある。

ラクロス界で言われるラクロスの良さに

「誰もが大学から初めて、日本代表になれるスポーツ」

「ラクロスはオリンピック種目になって注目のスポーツ」

というのは1面ではあるが、1部の学生に伝わるフレーズでしかない。多くの学生、特に女子学生には、ラクロスをやることによってつかめる成功体験を伝えることが大事であり、その先にアスリートとして開花するものがあると考えている。

各学部ごとに、得られる成功体験は異なるはずだ。それをしっかり伝えられれば必ず新入部員は確保できるし、強力なメンバーが得られるはずだ。

昨季 全国で多くの大学が合同チームでの参戦を余儀なくされた。関東でも歴史ある東洋英和女学院大学のラクロス部も活動を休止し駒沢女子大学も復活の目途はたっていない。それだけではなく新人戦出られないチームが続出した。

 

ラクロスというスポーツが2028年のロサンゼルスオリンピックで開催され、日本人の多くに見てもらう為にも、今年から改めてラクロスというスポーツの再認知、認知向上の第1歩として新人の獲得数が上昇する事を目指してください。各大学10名ずつ増やせれば2500名の増加になる。未来が開ける。

ピーク2017年から5000名弱減少している(女子3000名近く)

コロナ恐るべし

データは日本ラクロス協会2022年レポート「ラクロスの現状と概略/2023年10月14日現在」より抜粋

https://www.lacrosse.gr.jp/pdf/association/current_status_outline_lacrosse.pdf

 

現在大学中心に新チームの活動が活発化している。東京六大学戦、男子関東七大学戦、これから関西チャレンジリーグも始まる。つま恋カップや鹿島リーグでの交流も活発だ。そして3月15日(金)ラクロス全日本学生新人選手権大会が始まる。

 

新人勧誘の為にも1年でこんなにできるようになることをアピールしてください。

https://www.lacrosse.gr.jp/national/43144/

 

ラクロスってやっぱり面白い!!そう信じて。。。

こぶ平