先にお伝えした、女子ラクロス東京六大学リーグ戦。春のイベントとしてプレ・プレシーズン、強豪新チームのスタートを見られる素敵なイベントだが、当然男子ラクロス六大学リーグ戦も同時期に行われる。
元々公開性の高いイベントではないので情報が少ないのが現状だ。しかし、今年は新たにもう一つの春のリーグ戦が発足した。
昨日のレポートでさらっとお伝えした、関東七大学戦だ。
今回その全貌が伝わって来たので紹介しておく。
そもそも関東七大学戦とは何か?
東京六大学は男子学生ラクロスのトップクラスの大学で構成されている。昨年の関東リーグでは
1部Aブロック 慶應義塾大学 ブロック2位 関東ファイナル4
1部Bブロック 法政大学 ブロック1位 関東、全日本2位
東京大学 ブロック2位 関東ファイナル4
早稲田大学 ブロック3位
明治大学 ブロック4位
立教大学 ブロック6位 入替戦 5-7明学
2部降格
と6大学が全て1部に所属していた。そして春の東京六大学戦王者が、関西チャレンジカップ優勝者と春の東西対決を行ってきた。
(昨年は関東 法政大学、関西 関西学院大学
勝者 関西学院大学 だった。)
必ずしシーズンの結果に繋がる訳ではないが、関東では法政大学が初優勝し、そのまま、学生ラクロス界2位にまで登りつめた(実際にリーグ戦ではファイナル4も含めてライバルの東京六大学5大学を全て破ってと、春の結果をリーグ戦に繋げたと言える)。一方関西では、関西学院大学はファイナル3で同志社大学と引き分け涙を飲んだ。
そして、日本一に輝いたのはそんな法政大学を2度に渡って破った日本体育大学だった。日体大以外にも1部校は6校あったわけだし、今季は立教大学が再出発の為2部からの戦いを始める為、今季の1部校は東京六大学以外の大学が7校存在する。そして、当然春の関東王者は東京六大学戦の勝者だけではないと考えて、六大学以外の1部校が作った戦いの場が、「関東七大学戦」*1。
では今年の関東七大学の顔ぶれはどのようなものだろう。
昨年成績
① 日本体育大学
Aブロック1位 関東1位 全日本大学選手権1位(2回目)
② 一橋大学 Aブロック 3位(全日本大学選手権1度優勝)
③ 中央大学 Aブロック 4位
④ 獨協大学 Aブロック 5位 入替戦vs横浜国立 3対2
⑤ 武蔵大学 Bブロック 5位 入替戦vs学習院 10対3
⑥ 明治学院大学 2部Aブロック1位 入替戦vs立教 7対5
⑦ 青山学院大学 2部Bブロック1位 入替戦vs東海 12対2
となっている。
そして、東京六大学王者と、関東7大学の王者が5月に決戦をして勝者が6月に西日本王者と春の王者を決める戦いに挑む事になった。
そんな戦いの模様、情報が入り次第お伝えしていく。
春のラクロス、また一つ楽しみが増えた!!
こぶ平
*1 関東七大戦以外にも、関東4大学(成蹊、武蔵、成城、学習院)や(全国)7大学戦(国立旧七帝大の定期戦