日清食品presents第33回ラクロス全日本選手権大会A1を紹介するシリーズ。
クラブチーム代表の紹介は前２回で行いましたが、今回は学生代表の紹介。
学生代表は男女とも日本体育大学となった。
男女同時の全日本選手権進出は史上２校目。慶應義塾大学に続く快挙となっている。
【日本体育大学ラクロス部】
＜男子＞
1991年 押部さん、樋田さん（含む６名）で草ラクロスを開始
1992年 拓殖大学との合同チームで社会人リーグに参加したのが、歴史の始まり。その時の名がFALCONS。（１期生）
トリビア FALCONSのルーツが判明
1993年 学生連盟に加盟。３部リーグ
1994年 ２部昇格
1995年 １部昇格
1996年 関東学生リーグFINAL４
１部昇格２年目でFinal4へ進出。
1997年 関東学生リーグFINAL４
1998年 関東学生リーグブロック３位
1999年 関東学生リーグFINAL４
2000年 関東学生リーグFINAL４
2001年 日本体育大学ラクロス部に昇格。関東学生リーグ準優勝 全日本選手権出場
2002年 関東学生リーグFINAL４
2003年 関東学生リーグ準優勝 全日本選手権出場
2004年 関東学生リーグFINAL４
2005年 関東学生リーグブロック３位
2006年 関東学生リーグブロック３位
2007年 関東学生リーグ優勝 全日本選手権出場
2008年 関東学生リーグBブロック３位
2009年 関東学生リーグFINAL４
新制全日本大学選手権始まり
2010年 関東学生リーグAブロック３位
2011年 関東学生リーグFINAL４ WINTERステージ３位
2012年 関東学生リーグBブロック３位 全国プレシーズントーナメント準優勝 SUMMERステージ３位
2013年 関東学生リーグAブロック４位 全国プレシーズントーナメント優勝 SUMMERステージ準優勝
2014年 関東学生リーグFINAL４ あすなろCUP準優勝
2015年 関東学生リーグ優勝 全日本学生選手権優勝 全日本選手権準優勝
2016年 関東学生リーグFINAL4
2017年 関東学生リーグ 1部残留
2018年 関東学生リーグ 1部残留 WINTERステージ優勝
2019年 関東学生リーグ 1部残留 あすなろCUP3位
2020年 特別大会 ブロック2位 関東学生リーグ 1部残留
2021年 特別大会 Aブロック２位 関東学生リーグ 1部残留
2022年 関東学生リーグAブロック６位 １部残留
2023年 関東学生リーグAブロック１位 関東リーグ優勝
全日本学生選手権優勝(２回目）
主な日本代表輩出
☆日本代表
1998W-cup 日本代表輩出 横尾英典、丸山伸也・９７年度卒
2002W-cup 日本代表輩出 丸山伸也・９７卒 岡部光人・００卒 門田雅之・０１卒
2006W-cup 日本代表輩出 丸山伸也・９７卒 岡部光人・００卒 門田雅之・０１卒 佐々木知英、佐保田裕介、長谷川 玄、吉岡隆郎・０６卒
2010W-cup 日本代表輩出 丸山伸也・９７卒 岡部光人・００卒 門田雅之・０１卒 佐々木知英、佐保田裕介、長谷川 玄、吉岡隆朗・０６卒 福澤次郎、水田裕樹・０７卒 藤平智大・０９卒
2014W-cup 日本代表輩出 岡部光人・００卒 佐保田裕介・０６卒 水田裕樹・０７卒 藤平智大・０９卒
2018W-cup 日本代表輩出
大庭 成浩・１２卒、橋本立輝・１０卒、水田裕樹・０７卒、夏目 聖矢・１３卒、砂川裕二郎・１０卒、梅原寛樹・１８卒
2023W-cup 日本代表輩出
梅原寛樹・１８卒、德増 昴
AC 長谷川 玄・０６卒
2023年X-Games(SIXES）日本代表輩出 初の世界３位
夏目 聖矢・１３卒 梅原寛樹・１８卒
HC 長谷川 玄・０６卒
☆U-19・U-21・U-22
2003U-19 工藤 理、古宇田竜司、藤尾良亮・０５年度卒
2004U-21 岩城純一、工藤 理、古宇田竜司・０５卒 佐保田裕介、長谷川 玄・０６卒
2005U-21 石垣 純、佐々木知英、佐保田裕介、長谷川 玄、丸山 光、吉岡隆朗・０６卒
2006U-21 熊谷達郎、佐々木慎也、土屋陽祐、早松徳高、福澤次郎、水田裕樹・０７卒
2007U-21 大伴正平、押田昴大、小林昌哉・０８卒 橋本悠太０９卒
2008U-19 大澤俊之、砂川裕二郎、橋本立輝・１０卒
2009U-22 橋本悠太、藤平智大・０９卒
2011U-22 大庭成浩、薗 隆太、夏目聖矢・１１卒 佐々木勇太・１２卒
2013U-22 刈田翔、嶋崎優一、前野大樹・１３卒
2015U-22 神宮寺孝平、森田莞司・１５卒 上原 駆、安室修平・１６卒
2022U-21 W-Cup 日本代表輩出
黒田健志郎 ２３卒 関 隼哉 ２４卒業予定
このような歴史を見ると今度の全日本選手権がFALCONSの代理戦の様相もある。
☆こぶ平’ｓ Eye
今年の日本体育大学の日本体育大学の強みは大学一の攻撃力と見られがちだが、基本的には１オン１に強い守備の固さにあると考えている。
ブレイクからの速攻に注目すべきポイントがあるし、クラブ相手にポゼッションを決めて数的優位を得て、、、という攻撃機会は得られないだろう。
日体大のファストブレイクに注目して欲しい。
＜女子＞
１９９３年創部
２００７年 関東学生リーグ初優勝 全日本選手権準優勝
全日本選手権では準決勝戦クラブチームのNLC SCHERZOを破って決勝に進出。
準優勝に終わったものの、全国区に名を連ねた記念すべき年とした。以降関東学生リーグ戦ファイナル４の常連となる。
写真は日本ラクロス協会アーカイブスから引用
２０１０年 関東学生リーグ戦 優勝
第２回全日本大学選手権 優勝
２０２１年 関東学生リーグ戦 優勝
第１２回全日本大学選手権 優勝
２０１０年以降体育大学女子ラクロスの弱体化が見られる中、常にトップの位置を保持し続けてきた。
☆日本代表選手を輩出
２０２２年W-Cup
高橋 実緒－１７年卒AT,小林 千沙－２１年卒MF、藤井 真由－２２年卒MF,戸村 舞花－２２年卒DF
２０１９年U19 W-Cup
山根 萌奈－22年卒AT,藤井 真由－２２年卒MF,戸村 舞花－２２年卒DF
2017年W-Cup
高橋 実緒－１７年卒AT
2015年U19 W-Cup
小野木 千容－18年卒G、小野寺 香月ー18年卒DF
2013年W-Cup
杉本 美歩－2010年卒MF、渡辺 奈緒－2003年卒DF、高柳 美咲－2009年卒DF、板敷 美穂－2012年卒MF
2011年U19 W-Cup
大森 すみれー14年卒AT
2009年W-Cup
上井 華奈ー2003年卒AT、澤田 彩－2005年卒MF、松井 理紗－2006年卒MF、渡辺 奈緒－2003年卒DF
2007年U19 W-Cup 不明
2005年W-Cup
上井 華奈ー2003年卒AT、澤田 彩－2005年卒MF、松井 理紗－2006年卒MF、渡辺 奈緒－2003年卒DF
2003年U19 W-Cup
泉水 嘉織ー06年卒AT、松井 理紗－2006年卒MF
これ以前は明確な物だけ
2001年W-Cup
江良 綾子－2002年卒、渡辺 奈緒－2003年卒DF
1999年U19 W-Cup
鬼頭 弥生ー2002年卒MF、富田 佳澄ー2002年卒MF
1997年、1993年W-Cup、1995年U19は不明
今も、日本代表に選手を送り続けている。
☆こぶ平’ｓ Eye
日本体育大学の特徴は、じっくりポゼッションをキープして確実に数的優位を作って攻めていく。そして、要所で出すライド、ＤＦの仕事ぶりは確実なものがある。
しかし、相手がＮｅＯとなると、じっくりポゼッションをキープする事は叶わないだろう。ＤＦラインも高くチェックは厳しい。今までにない、ボールを早く動かす、そして勝る可能性のある運動量を１Ｑから高めて、果敢に攻め抜くことが必要な戦法になるのではないか？２Ｑ，３Ｑの中盤の守備がポイントになるので、そこをどこまで頑張れるのか注目したい。
１Ｑ，４Ｑを4年生、主体でケアし、２Ｑ，３Ｑを1年生を含めた若い構成で、運動量で対応する、という事だってありかもしれない。2021年の全日本選手権ではＮｅＯに対して、
近年ではクラブチームに最も迫ったチームだった。
しかし、その内5点を挙げた選手が、今やNeOの得点源である。先ずはこの攻撃を止められるのか？
鍵は、全日本大学選手権で魅せた36番田巻選手、70番村岸選手、73番主将森選手を中心にしたDFの頑張り、MF12番松岡選手、88番矢島選手、93番大村選手の中盤でのライドに注目をしたい。
シーズン中チームをアシストしたコーチの多くがNeOの選手であることを考えると、その想定以上の動きで驚かせる事で恩返しをしてほしいものだ。
日本体育大学PumpUp Video
https://www.youtube.com/watch?v=1jekB-VYUYI
1月14日(日) 14:45 ドロー予定
＠横浜スタジアム
チケットは
一般販売期間：12/18(月)〜
・一般前売チケット ¥3,000（税込）
・一般当日チケット ¥3,200（税込）
https://jpnlacrosse-a1-20240114.peatix.com/
是非、日本体育大学の運動量豊富な仕掛けるラクロスを楽しみに観戦にいらしてください。
以上 日清食品presents第33回ラクロス全日本選手権大会A1
学生代表チーム紹介でした。
やっぱりラクロスは楽しみだ。
こぶ平