今日インドのムンバイで行われていたIOC総会でラクロスが野球（男子）&ソフトボール(女子)、フラッグフットボール、スカッシュ、クリケットとともに、LA28ロサンゼルスオリンピック大会の公式種目に追加されることが決定された。 👏👏👏👏👏
https://olympics.com/ioc/news/ioc-session-approves-la28-s-proposal-for-five-additional-sports
このニュースはNHKニュースWebでも伝えられ
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20231016/1000098230.html
「クリケットは第２回大会以来１２８年ぶり、ラクロスは第４回大会以来１２０年ぶりで、今回は６人制が採用されました。」
「ラクロスは北アメリカが発祥の球技で１チーム１０人制と６人制があり、選手は先端に網のついたアルミニウム製の『スティック』を持ち、直径６センチのボールを奪い合って相手のゴールに入れて得点を競います。
男子のシュートは、時速１５０キロを超え、日本では主に大学スポーツとして人気を集めていて、競技人口は１万３０００人ほどです。
オリンピックでは１９０４年のセントルイス大会と１９０８年のロンドン大会で行われました。
その後、公開競技として行われた大会もありましたが、アメリカでは、バスケットボールやフットボールなどとならんでラクロスも盛んで、ロサンゼルス大会では６人制を提案し、正式競技としての採用を目指してきました。」
と他のメディアにはない丁寧な取り扱で報じられていた。少し惜しかったのは、日本クリケット協会以上の意気込みをラクロスが伝えきれていなかった内容になっていた事だ。
日清食品株式会社さんのスポンサーシップが高まるニュースだけに、良い意味でも露出プランを日本ラクロス協会にも検討をしてほしいと、ラクロス応援チャンネルは心から願う。
オリンピック競技となるSIXES(6人制ラクロス）はジェンダー混合でも戦い得る競技だし、ラクロス競技自体が男女に適したルールを採用した、男女に公平なスポーツという点とか、他のスポーツに無い特徴がある。そういう点もこれからのスポーツ観に適したものだとアピールできるはずだ。
今日日本ラクロス協会からもメッセージが発信されている。
https://www.lacrosse.gr.jp/news/40860/
「ラクロスがオリンピックという新しい挑戦の機会を得ることができたことを、大変うれしく思っています。すべての関係者の方々に御礼申し上げます。--中略--ラクロス日本代表は、直近の世界選手権大会で男女ともに第5位、昨年開催されたワールドゲームズでは男子が銅メダル、女子が第6位の成績を収めており、世界でも強豪国の一角をしめています。--中略--JLAの創設スローガン「Lacrosse Makes Friends.」には、競技を通じた異文化コミュニケーションや人材育成への貢献、平和への願いがこめられています。この、スティック一本あれば性別や年齢、所属や国などのあらゆる枠を一瞬で飛び超え、互いを個人として尊重し合えるつながりが生まれる文化を、日本に、世界に、更に広げていきたいと思います。」とあります。
今佳境に入った、日本国内ラクロスがこのオリンピック競技化正式発表を持ってより活性化されることを祈ってやまない。
ただ、一つ気になるのが、このコロナ禍の影響で激減したラクロス人口という現実がありながら、ラクロス協会のメッセージでは「個々のチームや大会においても、大学生や社会人の会員自らが自主運営し、審判員、指導者の育成等を通じて競技力を着実に高め合ってきた日本のラクロスが、オリンピックに参加しどのようなパフォーマンスを発揮できるか。これからのプロセスを楽しみながら、真摯に取組んでいきたいです。」という文章がでていて、「大学生や社会人の会員自らが自主運営」することに依存しているように見える事だ。
スポンサーシップも拡大させる協会のご努力は認めるが、それと合わせたラクロス振興への強いメッセージも’’日本クリケット協会’’さんのように出していただけないものだろうか？そうすれば選手の皆さんの励みにもなるし、観客の皆さんも「ラクロスが頑張るんだ」とみてめていただけるように思うのだが、いかがなものだろう。
ラクロス応援チャンネルでは、今後LA28 に向けて総力（一人ですが）を上げて情報提供と盛り上げ担当を担う予定だ。是非、色々な情報、知りたい事、こうすればいいのではというご意見をいただければ幸いです。
正直、メダル獲得に向けて5年計画の強化プランを策定してください。お願いします。
ここから、さらにラクロスは面白くなる！！
こぶ平