ティーンズラクロス応援シリーズ。東日本の地図を紹介してきたが、西日本のティーンズはどうなっているのか全体像はあまり知られていない。そこで2回にわたり西日本のティーンズラクロスを紹介しておこう。(いずれも各学校のHPから参照させていただいた情報を含む)
全国大会優勝校に2回同志社高校が名を連ねている。そこからもわかる通り、西日本のティーンズラクロスを牽引するのは同志社高校だ(大学においても女子ラクロス部は関西の牽引者の一つだ)。2000年創部以来常に関西ティーンズラクロスのトップに位置してきた。
同志社高校2022年全国大会表彰式
そして、2010年代後半までは同志社高校の1強時代が続いていたが、2018年ごろから立命館宇治高校が進化を加速し近年では同志社高校と拮抗し、全国大会でも関東の中高に迫る実力を見せている。昨年の全日本中高女子ラクロス選手権大会では3位となった日大中高に対して4対5と(3Q終了時4対4と追いついた)僅差の戦いを繰り広げた。
立命館宇治高校2022年全国大会から
(個人的には立命館宇治高校ラクロス部のTwitterの標語
パスは愛情!💖 キャッチは根性!👊🏼 女は度胸!🔥 めざせ関西制覇!🥇
結構好きなんです。)
この2校に続いて全国大会常連校なのが、関西大学中等・高等部女子ラクロス部だ。
関西大学高等部HPから
【学校紹介動画】関西大学高等部・中等部ー「部活動紹介」 - YouTube 開始から26秒後に映る。
関西では数少ない中高一貫のラクロス部として大きなポテンシャルを秘めている。
上記3校がこれまで関西のトップ3を形成し、今年の全国大会にも参加する。しかし、近年その地図が書き換わる可能性が出てきている。
2019年以降に生まれた新規校の参入という流れが関西でも地図を書き換えようとしている。詳しくは次回に述べることになる。
従来 京都外大西高校、京都府立洛水高校、箕面自由学園高校がその次のグループを形成していた。
京都外大西高校ラクロス部;西高校HPより
ラクロス部|クラブ活動|京都外大西高等学校 (kufs.ac.jp)
京都府立洛水高校ラクロス部;洛水高校HPより
女子ラクロス部 - 京都府立洛水高等学校 部活動 (kyoto-be.ne.jp)
洛水高校vs外大西高校
箕面自由学園高校HPより
そして2019年以降、コロナ禍の影響がある中、3校の新規参入があった。
常翔学園高校(大阪市旭区)
大阪国際中学高校(2021年から大阪国際滝井高校として参入。2022年大阪国際中高へ統合)
聖霊中学高校(愛知県瀬戸市)
この3校は、関西地区において刺激剤となり既に2022年春には伝統校を押しのけて、常翔学園高が3位になっている。その辺の詳細は次回。新しい地図編で書く事にする。
やっぱりラクロスって最高!
こぶ平
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