【ブログリレー vol.1】坂本 匠 | 神戸大学体育会サッカー部公式ブログ

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ブログリレーのトップバッターを務めさせていただきます。坂本匠です。

この3年間で学んだこと、残り1年を切った今思うことについて書こうと思います。拙い文章ですが最後まで読んでもらえると嬉しいです。


この3年間で強く感じたこと、それは客観視する力の大切さだ。自分や周りの仲間の足りないことや得意なことを見つける力のこと。

僕は小学校、中学校、高校とそれなりに試合に使ってもらい、ありがたいことに出場機会に困ることがなかった。
しかし大学に入ってからは、Aチームでスタメンとして試合に出ることができていなかった。

自分でもはっきりと実力不足だということは分かっていたのだが、何から手をつければいいのかが全くわからなかったのだ。
試合に出られてない以上、周りと同じように練習しても差をつけられる一方だというのに、ただ毎日の練習をこなし、ボールを蹴って練習した気になっていた。今思うと本当にもったいない時間の使い方をしていたと思う。

1年では練習で精一杯、ついていくことに必死だった。
2年では自分の練習をする時間も増えたが、おもいたった練習をするだけで成長の実感はあまり得られていなかった。
3年になって、ようやく練習の意図を考えるようになったり、自分の練習も、足りないものを意識し、改善するための練習へと変えていこうとしていた。

そんな時に、選手の怪我やポジションの都合で、自分が今までやってきたポジションではなかったが、試合に出る機会をもらえた。滅多にないチャンスだったが、結果は最悪。このままでは、また出られなくなることがはっきりわかるほどの出来だった。

しかし、かえってこの試合のおかげで、良くも悪くも自分に足りないものがはっきり見え、明確な課題意識をもつことができるようになった。

課題を毎日の練習に還元して、意識して練習を続けていくことで、足りないものはあるものの、結果的にスタメンとしてリーグ戦に出場させてもらうことができた。


きっかけは何でもいい。
大切なのは練習の質を上げるための意識を持つこと。
毎日の練習に今までと違う意識を入れること。
それだけで、パスやトラップ1つにしてもその質が大きく変わってくる。

大学サッカーは4年間と限られている。
加えて、去年今年とコロナの影響で例年と比較しても全体練習の時間は減るかもしれない。
日頃の練習の質を上げることはなによりも大切なことだ。

ここまで格好つけて言っているものの、実際自分に足りないものはまだまだ山のようにある。
先輩たちが2部で試合をする機会を作ってくれたが、今の自分たちではまだまだ勝ちを重ねることはできないだろう。

福添監督や持田コーチ、応援してくださっているOBの方々や両親、こんな状況でも僕たちがサッカーができるように動いてくれている方々への感謝を忘れることなく、
毎日を意義のあるものに、自分やチームの成長へと繋げていけるように日々励んでいきたい。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次は神大NO.1のハンサムボーイ 石村翔くんです。