【ブログリレー】松見涼輔 | 神戸大学体育会サッカー部公式ブログ

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今回ブログリレーを担当する、あの日本代表の堂安律と切磋琢磨した松見涼輔です。

僕は神大サッカー部に入部した理由、そして一年間を振り返って感じたことについて書きたいと思います。

僕がサッカー部に入部した理由、それはサッカー以外に他にやりたいことが特になかったからだ。高校までずっとサッカーしかしてこなかった。今更違うスポーツをしようとも思わなかったし、サークルに入るつもりもなかった。明確な目的や目標、向上心を持っていたわけでは無い。ただサッカーができればいい。そんな思いで入部した。
入部して自分の考え、覚悟の甘さに気づかされた。神大サッカー部は、部員一人ひとりが本気でサッカーに向き合い、チームのために何ができるかを考え、そして目標を持って取り組み努力している。自分が今までに経験したことのない、遥かに意識の高い集団だった。正直、この1年間はそのような意識を持って日々の活動に取り組めてはいなかった。振り返ればすごくもったいなかったと思う。
入部して少し経った頃、Aチームに上がらせてもらった。みんな上手くて強かった。自分のプレーは全く通用しない。ミスを恐れ萎縮したプレーしかできない。練習についていくのでやっとだった。「Aトップで試合に出れなくてもいい」。いつしかそう思うようになった。案の定Bチームに落ちた。
それからAチームとBチームを行き来した。Aチームに上がれば自分の実力の無さを痛感し、目標も無いのにしんどい練習をする。Bチームではただ淡々と練習をこなすだけ。時間だけが過ぎていく。そんな生活に嫌気がさし、今年の2月サッカー部を辞めようと本気で考えた。
だが辞めなかった。自分からサッカーを取れば何もない。どんなに辛くても今までずっと続けてきた。そして続けたことに後悔したことはない。自分をここまで成長させてくれたのはサッカーだ。
試合に出たい。もっと上手く、強くなりたい。今はそう思う。ミスを恐れ、周りの目を気にし、中途半端なプレーをしてたらこれまでと一緒だ。
今年は二回生。一回生のときの不安や緊張がない。伸び伸びプレーでき、サッカーに打ち込める。後輩もできる。のんびりしてたらあっという間に追い抜かれるだろう。
日々の練習、一つ一つのプレーを全力で頑張る。それが今自分にできることだ。


来週は奈良のレフティーモンスター、矢吹遼平です。