問題 1  次の中で、上皮組織があるのはどれか。 

 

 

1  骨格筋

 

2  大 脳 

 

3  心 筋 

 

4  気管支




















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・正解 4

 

 

※上皮組織=体の内部や外部の組織や器官の表面を覆っている組織

 

 

 

 

 

























問題 2  心臓の構造について、正しいのはどれか。 

 

 

1  心臓壁は外膜と筋層からなる。 

 

2  心筋は横紋筋である。 

 

3  左心房と左心室の間にある弁を三尖弁という。 

 

4  刺激伝導系は神経線維でできている。


















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・正解 2
 

 

1  心臓壁は内膜・心筋・外膜の3層構造からなる。

 

2  心筋は横紋筋である。 

 

3  左心房と左心室の間にある弁を僧帽弁という。 

 

4  刺激伝導系は筋細胞(筋線維)でできている。

 

 

※横紋筋=横縞模様のある筋肉で骨格筋と心筋がある











 

 

 





 

問題 3  血液の組成について、正しいのはどれか。 

 

 

1  成人男子のヘマトクリットは約 16 % である。 

 

2  成人の血液量は体重の 1/8 である。 

 

3  血漿は全血から血球成分を除いたものである。 

 

4  膠質浸透圧を形成するのはナトリウムである。












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・正解 3

 

 

1  成人男子のヘマトクリットは40~51 %程度 である。 

 

2  成人の血液量は体重の 約1/13 である。

 

3  血漿は全血から血球成分を除いたものである。 

 

4  膠質浸透圧を形成するのはでアルブミンある。

 


※ヘマトクリット=血液中の赤血球の割合を示す値

 

 膠質浸透圧=血管外の水分を血管内に引っ張る力

 

 アルブミン=血液中に含まれるタンパク質の一種




























 

問題 4  呼吸器系器官について、正しいのはどれか。 

 

 

1  気管は第 1 胸椎の高さで左右に分岐する。 

 

2  気管は全周軟骨で被われる。 

 

3  喉頭には喉頭蓋がある。 

 

4  サーファクタント(界面活性物質)は気管支粘膜から分泌される。



















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・正解 3
 

 

1  気管は第4~5 胸椎の高さで左右に分岐する。 

 

2  気管は気管軟骨で被われる。

 

3  喉頭には喉頭蓋がある。 

 

4  サーファクタント(界面活性物質)はⅡ型肺胞上皮細胞から分泌される。

 

 

※界面=物質の境の面

 

 界面活性物質=液体に溶けるとその溶液の表面張力を失わせる物質のこと

 

 



























問題 5  胃の構造と働きについて、正しいのはどれか。 

 

 

1  胃液の pH は 4 ~ 5 である。 

 

2  主細胞はペプシノゲンを分泌する。 

 

3  壁細胞は粘液を分泌している。 

 

4  胃の入口を幽門という。 





 

 

 

 





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・正解 2

 

 

1  胃液の pH は1 ~ 2の強酸性 である。 

 

2  主細胞はペプシノゲンを分泌する。

 

3  壁細胞は胃酸を分泌している。 

 

4  胃の入口を噴門という。 ※幽門=十二指腸につながる胃の出口



※ペプシノゲン=タンパク質分解酵素の1つ
















 

問題 6  尿の生成について、正しいのはどれか。 

 

 

1  ネフロンは腎小体と尿細管からなる。 

 

2  血液は糸球体で濃縮されて原尿となる。 

 

3  原尿は尿細管で濾過されて尿となる。 

 

4  尿のほとんどは膀胱内で再吸収される。
















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・正解 1

 

 

1  ネフロンは腎小体と尿細管からなる。

 

2  血液はボーマン嚢で濃縮されて原尿となる。 

 

3  原尿は糸球体で濾過されて尿となる。 

 

4  尿のほとんどは尿細管で再吸収される。

 

 

※ネフロン=腎臓の最小単位の構造物












 

問題 7  インスリンとグルカゴンについて、正しいのはどれか。 

 

 

1  血糖を上げるのはインスリンである。 

 

2  血中インスリンが上昇すればグルカゴンは低下する。 

 

3  グルカゴンは肝臓でグリコーゲンを分解する。 

 

4  インスリンはランゲルハンス島の A(α)細胞から分泌される。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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・正解 3

 

 

1  血糖を下げるのはインスリンである。 

 

2  血中インスリンが上昇すればグルカゴンの分泌を促進する。 

 

3  グルカゴンは肝臓でグリコーゲンを分解する。

 

4  インスリンはランゲルハンス島の B(β)細胞から分泌される。



※インスリン=唯一、血糖を下げるホルモン

 

 グルカゴン=血糖値を上げる作用があるホルモン
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





問題 8  サイロキシンについて、正しいのはどれか。 

 

 

1  血漿カルシウム(Ca)濃度の影響を受ける。 

 

2  鉄(Fe)が結合している。 

 

3  分泌が低下すれば基礎代謝が低下する。 

 

4  分泌が亢進すれば体温が低下する。























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・正解 3

 

 

1  血漿カルシウム(Ca)濃度の影響を受けない。 

 

2  鉄(Fe)が結合していない。 

 

3  分泌が低下すれば基礎代謝が低下する。

 

4  分泌が亢進すれば体温が上昇する

 


※サイロキシン=甲状腺ホルモンの一種 全身の多くの細胞に働いて代謝を活発にする

 

 亢進=病勢などが高い状態に進むこと
















 

問題 9  脳とその中枢の組合せで、正しいのはどれか。 

 

 

1  大 脳ー睡眠・覚醒中枢 

 

2  小 脳ー言語中枢 

 

3  間 脳ー運動の制御 

 

4  脳 幹ー呼吸中枢












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・正解 4
 

 

1  大 脳ー言語・思考・感情・記憶・感覚などの中枢 

 

2  小 脳ー平衡感覚と筋肉運動の中枢 

 

3  間 脳ー自律神経系の中枢 

 

4  脳 幹ー呼吸中枢






















問題10  脂質について、正しいのはどれか。 

 

 

1  飽和脂肪酸はバターなどの動物性脂質に多く含まれる。 

 

2  不飽和脂肪酸は血中コレステロールを上げる働きがある。 

 

3  食品に含まれる脂質の大部分はコレステロールである。 

 

4  リノール酸は体内で合成される。  











 

 

 



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・正解 1


 

1  飽和脂肪酸はバターなどの動物性脂質に多く含まれる。 

 

2  不飽和脂肪酸は血中コレステロールを下げる働きがある。 

 

3  食品に含まれる脂質の大部分は中性脂肪である。 

 

4  リノール酸は体内で合成されない。  

 


※飽和脂肪酸=脂質を構成する脂肪酸の一種 主に動物性の脂肪に含まれており、ヒトの体内でも合成が可能

 

 不飽和脂肪酸=脂肪酸のうち植物や魚の脂に多く含まれるもの ヒトの体内で合成できないため摂取が必要

 

 リノール酸=植物油に多く含まれる不飽和脂肪酸 コレステロールを下げる